長らく更新してませんでした

久々にかなり長い間があきましたね。
個人的に20年ぶりの引っ越しを敢行しました。
製作ルーム、レコード20t強(!!)など全ての移動には時間がかかりました。
勿論引っ越し自体は1日ですが、荷物のパッキングに非常に時間がかかり、引っ越した後も整理に時間かかってました。
(まだ製作ルームが手つかずですが、、、)

ホント何をしてたかってほぼ引っ越し作業で、しかも肉体労働付き。
ビックリするくらい疲れました。
引っ越しはあれこれ考えもするので、脳と肉体と両方疲れますね!

さあそんなこんなで引っ越し奮闘記や新生活についてはぼちぼち書いていきます。
20年ぶりの引っ越しで気分も心機一転、新しい姿を見せれたらと思います。

来週はB4Eですね。
レコードが見やすくなった新居でバッチリ選曲していきます!
zeroも新しいスピーカーが増えます。
音が左右にぐるぐる回るセッティングをします。
お楽しみに!

続きはまた。
これからまた荷物と部屋の整理に戻ります。


B4E 芸術の秋の夜長に

2ヶ月に一度のお楽しみ、Bound for Everywhere@Zeroの秋バージョンが開催です。

今月はスピーカーの数を増やし、フロア中を3Dサウンドにしたいと思います。
いつも以上に準備に時間をかけ、サウンドを追い込み、皆さんをお待ちしてます!

今自分の中でも気に入って実践している3D的空間作りサウンドを是非体感して欲しいです。


それではZeroで会いましょう!


2015.10.23 (fri)
Bound for Everywhere – Life is Dance, Music is Love.

Good Dance Music Only – Navigated by Calm (Open to Last)
Food : パ~ムたこ
Deco : Family Deco
Fee: ¥2,000 (No Drink)
B4E Sound System supported by aet and SAL

0 Aoyama Zero
AiiA ANNEX Bld. B1F 2-9-13 Shibuya Shibuya-ku Tokyo 150-0002 JPN
Tel & Fax: 03-3797-9933


毎月Oasis@Bar Musicを続ける訳

DJという文化が今の形を迎えてかなりの月日が経ったと思う。
自分もこの仕事に足を突っ込んでいる一人なんだけれど、いまだに一般的理解度は低いのかなとも思います。

先日あるテレビ番組の、DJとはみたいな一般認知度の番組を見ました。
作りはテレビ的で非常に面白かったです。
テレビ的編集でもあったのかもしれませんが、いまだにDJという文化に対してのイメージは昔とそう変わらないものでした。

まあそんな状態を作ったのも、火のないところに煙は立たないという一部の業界人のしわざなのかもしれません。
ほんのわずかの人が起こした出来事が全体のイメージを作り上げる。
それくら強烈な出来事だったのかもしれませんね。

でもそういった人達はほんのわずかで、ほとんどは他の業種と変わらないし、もっと悲惨な状態かもしれません。
先がとんがったピラミッド状態だし、やりたい人は沢山いるからなかなか上に上がれない。
上といっても実はそんなに凄い状態でもなく、皆苦労している。

それでも生きてられる人は幸せで、自分もその一人。
そしてDJという行為に対してかなり知識がある人達の中でさえもマイノリティな人達はいます。
それはエンターテイメントとアートの中で苦悩している人達だと思います。

音楽が凄く好きな人たちでもDJのイメージはかたよっています。
それはそれで考えるところあると思いますが、まずは自分のやりたいことが出来る環境を作ることが大切なんじゃないかなと思い、自分はOasis@Bar Musicを続けています。

DJ=クラブDJという考えは既に古くなってきていると思います。
DJが奏でる音楽はクラブだけと限定してしまう偏った思想は早く排除されるべきです。
元々の考え方、DJ=良い音楽を紹介する人という根っこの部分に戻るべきかもと思います。

クラブDJを否定してる訳ではないです。自分でもやりますが、それはそれでとても楽しいことだし素晴らしいことです。
言いたいのは音楽はそれだけじゃない。
バンドの世界だってあるし、BGMの世界だってある。
自分が目指すOasis@Bar Musicの情景は、世界中にあふれる、古き良き、また最新の素晴らしい音楽を、何の偏見もなくただただ伝える。それはまるで自分の部屋で音楽を聴いているようなごとく、、、それが理想です。

こういったことを許してくれる場所はまだそんなに多くはありません。
だからこそBar Musicという場所を大切にしなければいけません。
そして出来る限り多くの人に一度足を運んでもらわなければいけません。
音楽だから、言葉で伝えることが困難だから。
まずは同じ空気を吸って、同じ旋律を耳にして欲しい。
平日というかなりハードルが高いところでやってますが、ビール1杯でもいいから付き合って欲しいです。
仕事の疲れをその1杯と数曲で癒せればいいし、次の糧になればいいし、驚きがあってもいい。
週末のオフには他に行くべき場所ややるべきことがあるかもしれないしね。
たまには平日いつものルーティーンな行動を変えてみるのも、ストレスの発散になったり新しい発見があったりするだろうし。
そんな一部にOasis@Bar Musicがなれたら最高です。

以前ロンドンにいたときに、外国人の遊び上手には驚きました。
平日でも音楽を聴ける場所に繰り出し、呑み、友と語らい、ときには一人音楽にどっぷり浸る。
日本ではあまり見かけない光景が毎日繰り返されてました。
だから文化やアートが発展したり、新しい何かが生まれてくるんだなと。
海外の音楽も含め文化やアートをまねする前に、そのライフスタイルをまねしてみたらどうかなとも考えてます。

自分は音楽に従事しているので音楽を中心に語りますが、その音楽そのものが今よりもっと熱いものに変わっていくことを願って。
今宵もOasis@Bar Musicで淡々と、しかし熱い思いで好きな音楽をプレイしています。


2015.10.7 (wed) Oasis@Bar Music
start 19:00

Music: CALM – All Night
HOST: 中村 智昭(MUSICAANOSSA)

芸術の秋到来!
秋にピッタリの夜長ミュージック、キュンとミュージクを中心にセレクト予定。
夏の暑さに燃え上がった心と身体をクールダウンする音楽を。
これぞまさにCalmの真骨頂!

※19:00~28:00の開催です。
※1Drink Order + Music Charge ¥500
Bar Music バー・ミュージック
150-0043東京都渋谷区道玄坂 1-6-7-5F
Tel 03.6416.3307
Open / 18:00~26:00
アクセス
京王井の頭線渋谷駅西口からセルリアン・タワー方面へ徒歩1分、JR渋谷駅ハチ公口からは徒歩3分。
スペイン・バール「マドリード」前、炭火焼肉「龍」の上のフロア5Fとなります。


dublab.jp – Knocking on Loft Classics

どうもこんにちは。

定期的に出演させてもらっている、dublab.jpへまたまた登場します。
明日30日水曜日21時からの生放送です。

http://dublab.jp/2015/09/dublab-jp-radio-collective-111/

この番組でいつも担当させてもらっているのは、心の師David Mancuso主宰のLoftでプレイされ続けているクラシックス中のクラシックスです。
安易なLoft playとかではない本物の楽曲達です。
しかも生放送!

インターネットラジオというLoftとはかなりかけ離れた環境での番組ですが、出来る限り関節にその楽曲の背景や聴き所を紹介しながら放送していきます。

わずか1時間の番組ですが、是非ともLoftクラシックスの楽曲の素晴らしさを理解してもらえるように、いつもよりスピーカーに近づくか、イヤホンやヘッドフォンでの試聴をオススメします。


それでは明日生放送で!


JSS 秋の独演会@北見Understand

今年はお互いのアルバム制作とリリースで集まれる機会が少ないJSS。
それでもチャンスを見つけてはこうやって独演会をやってます。

1年ぶりとなる北見Understand。
昨年のツアーでは1〜2を争うくらいの盛り上がりだった北見。
今回はどんな様子をみせてくれるか!?

定期的にミーティングを重ねているJSSですが、DJをやるのは久しぶりですね。
2人でオープンからラストまで、お互いのエネルギーを交換しながら、ときには励ましあい、喜びを分かち合い。

JSSのスタイルとして、まあご存知だろうと思いますが、1曲〜3、4曲を交互にキャッチボールしていきます。
現在考えられる究極のB2B。
たまに二人会で前半、後半なんてスタイルもありますが、我々はお互いの緊張感をキープしながらのB2Bスタイル。
そして何よりも二人でパーティーをクラウドと共に作り上げる。
こんな贅沢なスタイルは実はそう簡単に作れるものではないんです。
もちろんですがお互い当日までどんなレコードを持ってきたかはわかりません。
プレイ前に確認したりもほとんどありません。
お互いの投げかけ、会話に答えていくだけ。
お互いの曲をリスペクトしあい、ときには引っぱり上げ、ときには引っ張られながら一晩を作り上げる。
曲のジャンルが似ているとかではなく、どこを目指すかのビジョンをしっかりと持ちながら曲を重ねていってます。

だからこのスタイルは誰とでも上手くいく訳ではないのです。
相手の曲をまるで自分がプレイしているかのような錯覚に陥るのはJSSのみかもしれません。
それがクラウドに伝わった瞬間、ボス、CalmではなくJSSのプレイとなっているのかもしれませんね。


ちょっと間が空いてしまった今回ですが、逆に新鮮さというスパイスで自分たちも楽しめるかもしれません。
個人的にもプレイ中の音楽について話したり、くだらない話だったり人生の話だったり、そういった会話も楽しみです。

北見という北の大地ですが、もし興味ある人は是非。


Music brings us all together!!!

150920_jss1


雨にも負けず、、、

8月というのに寒かったり、また急に残暑戻ってきたりと、身体と心に負担をかけてますね。
こういった気候の変化はじわじわと身体と心を蝕んでいきますので、是非音楽でも聴いてゆっくりする時間を作ってください。
せっかくの食欲の秋、芸術の秋を堪能できるように準備を!

さて先週末、Solstice Music Festival 2015というトランス主体のパーティーに参戦してきました。
Calmとトランス? まあCalmの楽曲とDJでの選曲を先入観なしに楽しめる人以外には不思議に感じる組み合わせだと思います。
オリジナル楽曲を作る自由な心と、沢山のライブラリーの中からそのときの気分を代弁できるDJの選曲。
パーティーやイベントの趣旨を理解すれば、そして全ての先入観を取り払えたらきっと楽しめるはずです。
こういった自由の思想のクラウド達よ是非集まれ!

と脱線しないうちに、Solstice Music Festival 2015はあのメタモルフォーゼが行われていた会場。
そしてCalmはあのプラネットステージの朝7時30分から9時ラストまでというメタモと同じ出番。
これは完全に仕組まれた(笑)!
B4Eからディスクユニオンでのトークショー、そして結局中止になったけど日曜日のサンセットザマリーナまでの強行軍の予定だったから、一度は断ったこのフェスですが、ブッキング側の猛烈なアタックと熱い言葉に押し切られて参加することになりました。

残念ながら天候には恵まれませんでしたが、それでも最後まで残ったいた人達のパワーが大降りを最後まで食い止めていました。
終わった瞬間に音が大きく変わる程の大降りになったから、やっぱり守られていたんだなと感謝しました。
そして何より朝方の皆のポジティブな笑顔とダンスに救われました。
びしょぬれになりながら楽しんでた人達、本当にありがとう!
トランシーな曲から美しい曲、そして最後はダンスクラシックスと縦横無尽に選曲していきましたが、皆のパワーに引っ張られまくりだったような気がします。
最後は雨なんて関係なかったのかもしれません。

主催者側や当日の運営スタッフも大変だったと思います。
しかしメタモ以来のあの場所で一つの大きなパワーを発信できていたのではないでしょうか。

現在の世の中は人が集まるのはEDMのパーティー。
そしてお金の匂いを嗅ぎ付けたイベント側やアーティースト側はそのEDMに寄って行ってます。
EDMの音楽にも素晴らしいものもあるのは確かですが、全体では軽さやチャラさが前に出てきてますね。

まあいつの時代もこういった音楽は必要なのかもしれません。
入り口としては大きな役割を果たしますからね。


そんな中、Solstice Music Festival 2015は絶妙なバランス間隔で足跡を残していったかもしれません。

こういった意義を持つイベントやパーティーがこれからも続いていくのを願ってます!


明日はB4E×from my windowリリースパーティー!

どうもこんにちは。
Calmニューアルバム『from my window』ですが、好評をいただき、素晴らしいスタートダッシュをきっています。
これも皆さんのおかげですね!
引き続き大切な友達に勧めてください!

さて明日28日(金)はBound for Everywhere@Zero青山です。
今回ゼロのはからいにより、アルバムのリリースパーティーとコラボレーションさせていただきます。

いつも通りオープンからラストまでGood Dance Musicオンリーでプレイします。
リリースパーティーも意識しながらの選曲になると思います。
お楽しみに!

そして今回特別にオリジナルトートバックとTシャツの販売もおこないます。
数に限りがありますので、是非お早めに!
会場でノベルティ付きのCD販売もおこなってます。
まだお持ちでない方はこの機会に是非!

自分のホームであるB4E、Zeroでこういった形のリリースパーティーを開催できることをとても嬉しく思っています。
いつも以上に強化した音響、Family Decoによるデコレーション、パ〜ムたこ、仲間達のダンス、全てにお祝いしてもらい、そこに皆さんの笑顔があれば最高ですね!

ライブなどの次の一手は年末か年明けになると思います。
まずはCDリリースのお祝いです。
B4Eということもあり、ダンスフロアで皆さんと一体になり、喜びを分かち合いたいです。




音楽が我々を一つにしてくれることを祈り、オープンマインドで皆様をお出迎えします。

よろしくお願いします!


2015.8.28 (fri) Bound for Everywhere @青山Zero
Open/Start 23:00

Good Dance Music Only – Navigated by Calm (Open to Last)
Food : パ~ムたこ
Deco : Family Deco
Fee: ¥2,000 (No Drink)
B4E Sound System supported by aet and SAL

0 Aoyama Zero
AiiA ANNEX Bld. B1F 2-9-13 Shibuya Shibuya-ku Tokyo 150-0002 JPN
Tel & Fax: 03-3797-9933
http://aoyama-zero.com


不器用な”砂の岬”に恋をして

東京は桜新町のビルの間にひっそりと、それでもって独特のオーラを放って存在するインドカレーショップ”砂の岬”。
カレーはもちろん店作りからメニュー表にいたるまでほとんどが手作りという空間で提供されるカレーは絶品。
こういう書き方をするとどんな店構えだと想像したくなるでしょうが、この店構えはもしかしたら通り過ぎてしまうんでないかと思うくらい周りにとけ込んでいるんだけど、ここのカレーを一度口にした人ならその店が醸し出すの独特の美意識を隅から隅へとチェックしたくなってくるはず。

自分はとにかく食べることが大好き。
音楽の次に好きだと思う。
でも決して食通というほどではない。ただ好きなだけ。
食べることは一生にそう多くはできない。
だから1食1食を気合い入れたいものです。
それは外食だけではなく、作るときも。

さてこの砂の岬ですが、本当に不器用な店(笑)。そして本当はあまり紹介したくない店。
これ以上混んでも困るから。
砂の岬はとにかくよく休む。開いてるのは木曜から日曜。
そして年に数回スパイスの買い付けと名を打ってインドに行っている。
それを考えたら年に半分近くは店を閉めていることになるんじゃないかな?

オープン当初はオーナー夫妻のカリボンとユキちゃん二人で切り盛りしてたから大変そうだったな。
(今でこそ従業員が2人増えたけど、それでもカレー作りはカリボン、接客はユキちゃんというのは変わらない)

何故何度も不器用だと言ってるかと言えば、彼らが最近出版した『不器用なカレー食堂』にちなんでいる、訳ではない。
(少しだけかけてます)

この不器用というワード、どうしてもネガティブワードにとらえられがちですよね。
しかしこの不器用という言葉をマイペースという言葉に変換してみてください。
そうするとイメージが変わってきますよね?

彼らは何故店を休むのか?それは続けるため。(詳しくは『不器用なカレー食堂』を読んでください)

基本的には個人的に飲食店は一人でキッチンをやっている店が好き。
ラーメン屋だってそう。
それは味のブレが最小限に抑えられるから。

人には色んな考え方があって、ビジネスの為にはレシピを作り、そのレシピに従って従業員が作るというのが基本。
確かにこれも悪いとは言ってないですよ。
いつでもそれが食べれるのであれば。
しかしこれはあくまでも個人的な感想ですが、そこには「平均」というものしか存在しない場合が多い。
チェーン店はチェーン展開することによって、より多くの人たちにその味を知ってもらうことができる。
そしてオーナーは多くのお金を得ることができる。
これが利点といえばそうかもしれない。
自分でもチェーン店はそれはそれで悪くないと思いますよ。平均を食べに行くのです。

それとは対照的なオーナーシェフの店。
テレビや雑誌メディアに出まくり、実際はあまり調理をしてないオーナーシェフも沢山いますので、一概に良いとは言えませんが、砂の岬のスタイルのオーナーシェフの店や、大好きな六本木「ションズイ」のようにシェフが一人しかいない店。
こんな理想な店は素晴らしい場合が多いです。
(あと自分の考えとしてはシェフがタバコを吸わないというのも基準になります)

それはそうですよね、隅から隅まで目が行き届いているし、全ての責任を負って調理しますから。
その日の気温や湿度、天候なんかで調理は微妙に変わってきます。
レシピでは対応できない、まさにレシピの行間を読まないといけない作業。

まあこのスタイルにも欠点があります。
店を休めない、シェフの体調にも左右される、とにかく続けることが大変なんですよね。
だから砂の岬は店を休むんですね。
その休むことで営業中は最高の食を提供できるのです。
「まあまあ」や「そこそこ」ではなく究極に心に響くまさに芸術をです!

何度も言いますが、このスタイル以外はクズだという訳ではないです。
皆目指すものが違いますから。
飲食店でも居心地や安定、お金、名誉、多くの人への提供、コストパフォーマンス、入り口等など全て生活の一部と考えたら納得がいく話です。
それぞれその日の気分や懐具合などで決めたらいいでしょう。

それはあなたが何を求めているかということです。

おなかを満たすためなのか、友達と語らうためか、食の感動を求めるためか、それぞれの用途で選べば良いと思います。
それぞれのプロの店を選べばいいんです。

音楽を楽しむ場所も同じようなこと。
音楽に感動を求めに行くのか、友達とワイワイしにいくのか、異性を求めて行くのか、酒に飲まれに行くのか、居心地の良さを求めに行くのか、、、

ただ気をつけなければいけないのは、最近は音を一番の売りにしているはずのクラブやDJバーなどが、実は経営のことで頭が一杯で一番大切にしなければいけない音・音楽を粗末に扱っていること。
とにかくデカい音がなっていればいいとか、人が入ればいいとか人気あるDJを入れればいいとかそんなことばかり考えている人たちが多い気がします。
昔に比べたら骨があるやつが少なくなってきましたね。
もうクラブバブルはとっくに過ぎ去ったというのに、あのときの夢にまだ浸っている人たちのなんと多いこと!
そんなやつらが砂の岬のカレーを食べたら一体どういう感想を抱くんだろう?

ちょっと脱線しましたが、砂の岬のもう一つの売りが接客。
皆に分け隔てもなく笑顔を振りまくユキちゃんの接客をどこぞのクラブ受付に学んで欲しいです。
メインであるカレーに感動して、おまけに店を後にするその瞬間まで付かず離れずのスマートで笑顔な接客に感動して帰宅する。また行きたくなるにも理由があります。

さてさて何を言いたいのかと砂の岬には自分と同じ職人根性があるなと。だから共感できるのかな。
職人と言えばただ何も言わず黙々と仕事して、時には弟子を叱りつけ、、、なんて昔のイメージありますが、個人的に思うのはその仕事に真面目に一生懸命まっすぐに取り組んでいる、多少不器用と思われがちの人のことではないでしょうか。


そんな砂の岬の二人が書いた『不器用なカレー食堂』(晶文社)、絶賛発売中です!
また一度は砂の岬のカレーと接客と手作りの店内を体感してみてください!


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