東京近郊にもこんな良い箱があったんですね。
東京から車でわずか2時間、電車だと1時間くらい?で到着する場所。
ブースの設置から皆楽しんでやってもらって、音作りは時間がなく完璧には出来なかったけど、それでもその箱に集まる人たちの楽しむ姿勢とか、何よりも40前後の大人たちが子供以上に色々楽しんでいる姿勢がとても良かったです。
そんな大人たちを見て育ち始めている新しい息吹がこれからのシーンを作っていってくれるはず。
ちょくちょく行きたくなる箱になりました。
オーナーの井草さんの旨いもの好きにも好感が持てて、20年来のもう弟のような存在でもある友人が2ヶ月前にオープンした『シュクルキッチン』もあることだし、皆さんも是非高崎Woalに注目してください。
Woalの皆さん、また会いましょう!
Author: calm
Joy and Pain
Joy and Pain
この場合SM的な痛さに快感という意味ではないですよ。
困難を乗り越えて初めて喜びが訪れるってこと。
喜びや快楽だけでは人は成長しないし、人生に喜びなどない。
何不自由なく暮らす人たちは気づくことがないかもしれないし、気づいた人は更に上の世界へ行けるはず。
常につきまとうのはお金の苦労。
これは人それぞれに物欲(お金を出さないと手に入れられないもの)があるだろうし、人によっては物欲や所有欲がないので、お金にそう苦労することもないだろう。
でも大半の人は生活していくのに、趣味に、娯楽に、ときにはストレス解消にと色んな場面でお金を必要とする。
お金を得る=仕事をするということだから、それはもう楽な世界ではない。
仕事だけでなく多くの苦労が、生きていく上で付いて回る。
それを乗り越えたときの快感は、他では得ることができないもの。
Joy and Pain
昨日Kaikooという都市型フェスに出演しました。
凄い雨にもかかわらず多くの人たちが渋谷の、あの円山町付近クラブ街をうごめいていましたね。
自分がプレイしたのはGladという箱。
ライブとライブの間の転換DJ、そう思って参戦した。
ライブとライブの間のDJは本当に難しい。
基本ライブを観に来ている人たちが多いから、次の出演者までのBGM係になることが多いから、常に修行の心で準備している。
でも昨日は凄く良いバイブだった。
前のバンドの演奏も素晴らしかった。
そして転換DJというものでは全くなく、一つのフェスの一人の参加アーティストとしてプレイすることができた。
以前L.E.D.のアルバムリリースパーティーでDJしたときみたいに、全ての人ではないけれど、多くの人たちは次のバンドへの転換としてではなく、その一日を楽しむ気持ちで乗ってくれていた。
結局我々は皆が楽しそうにしていれば、考えていた以上のことができる、というか自然とそうなっていく。
家で選曲するときは、ああしてやろうとかこうしてやろうとか色々策を練ったりするものだけれども、本当に素晴らしい瞬間のときは、自分が一人歩きすることはない。
常に音楽がそこにあり、最優先であり、それを楽しむ人たちが空気を作ってくれる。
我々はそこに降りてくる音楽をプレイするのみだ。
こんな後はとても気分が良い。
晴れ晴れとした気持ちとでも言ったらいいのか。
仕事やお金のことも忘れ、純粋に音楽を楽しむ。
でもそれはまじめに、一生懸命、苦労を惜しまず、音楽に愛を持って全ての困難に立ち向かってこそ得られるもの。
そうやって頑張っていると、少しかもしれないけれどご褒美が受け取れるのかもしれない。
現実と非現実
今日はM’s Discにてマスタリングの打ち合わせ。
とあるメーカーのとある機材をマスターとして使えるかどうかを皆で試聴しながらテスト。
結果としては今回はこれをマスターとすることを見送りました。
今我々が求めている物は、我々が作り出した、良しと判断した音を忠実に記録して忠実に伝えてくれる手段。
究極は世の中に溢れる本物(言い方を変えると自然)の音を、自分が耳にした通りに記録し伝えてくれるもの。
勿論そんなものはいまだこの世には存在したことがない。
必ずそれに近い音の段階で終わっている。
風の音、人の声、楽器、車の音、全て上も下もエンドというものはなく、わずかだけれど永遠に続くもの。
自分としては究極その世界を見てみたい(聴いてみたい)ものだけれど、せめてもの思いは、自分が作り出した音を伝えたいと思った音で皆に届けたいだけ。
そこに感動があるはずだから。
そんな馬鹿げた趣味に近いことに付き合ってもらっているM’s Discには感謝しなければいけないし、同じような音楽好きがいてくれることを励みに頑張れる。
昨日最速で完成してもらった小松音響研究所の真空管ラインアンプと共にアルバムのラストスパート。
まずは各真空管の個性をつかみ取ること、そこからのスタートだがあまり時間がない。
とにかく聴きまくるしかない。
そんな思いでバイクで移動中にみたマジックアワーの代々木公園がとても素晴らしかった。
これを記録することもできなければ、その素晴らしさを伝える文章力が自分にはない。
結局音も映像も『リアル』という表現が一番難しい。
何がリアルかもわからない時代。
アーティストとリアリストは真逆なのだろうか?
それとも同じなのか?
答えは風に舞っているのか?
今日は不思議なことを考える場面が多い一日だったなぁ。
小松音響研究所
Pop Time明けの疲れた身体でしたが、今日は夕方から笹塚にある小松さんのところに行ってきました。
小松さんと言えば知る人ぞ知る、真空管アンプのクラフトマン。
こちらの話を丁寧に聞いてくれるし、機材的な知識は勿論。
そして実験が大好きな方で、我々のことを非常に理解してもらってます。
さて何故今日行ったかというと、真空管のラインアンプを作ってもらおうと思って行ってきました。
現代のデジタルサウンドは、便利かつ耳障りが良いので重宝がられますが、人間の心に響く音というのはやはり昔からあるアナログ(自然)の音。
その最高峰が真空管だと思います。
どうしてもコンピューター中心の音作りになってしまうので、最近はコンピューター内部のエフェクターを使用するのを少なくしたり、外部アナログEQ等で味付けをしていますが、何かもう一つ足りないなと思っていた矢先、小松さんを紹介してもらって、真空管の音の厚みを体験することになりました。
真空管が持つ独特の歪みは、例えばヴォーカルに使用すると、シ音等が歪むことにより奇麗に馴染み、独特の倍音感がついて、トラックの中に絶大な存在感を与えます。
その理論で、デジタルシンセやデジタル楽器の音を真空管に通してあげると、デジタル臭さがある程度解消されます。
更に真空管の種類によっては中域重視だったり、高域重視だったり、フラットだったりと独特の音作りができ、まさにEQいらず?かもしれませんね。
デジタルやトランジスタに比べるとSNの面では劣りますが、あの独特の柔らかなサウンドを現代は必要としていると思います。
小松さんとの話の中でも出ましたが、所詮音なんで、どんなに文章や言葉で表現しても、一発の説得力ある音を聴かせたら、皆無条件で反応するということ。
とにかくすぐに作ってもらえるということで、仕上げがほとんど終わっている楽曲達ですが、どうしても気になっていたパーツにこの真空管を通してみたいと思います。
さてどんな音に仕上がるかな。
楽しみです。
小松音響研究所
アルバムという形式
今Stingの”If on a Winter’s Night…”というアルバムを聴いています。
彼が大好きな冬をテーマにしたアルバム。
Sting “If on A Winter’s Night…” (Deutsche Grammophon)
今や時代はスマホで100万ダウンロードなんていう時代。
大昔で言うところのジュークボックスが個人で所有出来る、そんな時代なのかもしれません。
そしてそれに拍車をかけたのがDJという文化。
シングル曲だけにとどまらず、数々の素晴らしい曲達を世に紹介してきました。
両方とも素晴らしい文化だと思います。
特にDJという行為は素晴らしいと思わなければ自己否定をしながらやってることになりますからね。
でも今の、こんな時代だからこそアルバムというフォーマットで音楽を聴いてもらいたい。
いつもなら音圧やバージョン違いやら何やら色々な理由で、そう音的な部分で12インチを最優先で聴いてしまうことが多いですが、音楽をそれだけにしてしまうのはとてももったいない。
リズム、メロディー、コード、歌詞等が乗り、素晴らしい1曲ができあがり、それをその音楽にあった最高の音質や鳴りでパーケージし、本人が伝えたかった音に近い良質な音で聴くという音楽の基本の部分がありますが、アルバムというフォーマットも音楽の一部だと思います。
ライブに近い感じでしょうか?
もちろんアルバムだから全て良いという訳ではないです。
シングル曲だけを集めたりベスト盤的な解釈もありますが、そのアルバムの離陸から着陸までが、そう、1曲も、1フレーズも欠けたら成立することがないであろう完璧な作りと流れ。
それがコンセプチュアルにつながった、例えばPikn Floydの'”Dark Side of the Moon”のようなアルバムの素晴らしさもそうだけど、Joni Mitichellの”Blue” のようなつながってはいないけれど最後まで素晴らしく、全てが完璧に(ある意味そのときの気持ちを叩き付けただけの感情的で完璧ではないアルバムかもしれないけど)流れる時間。
現代はスピードの時代、そしてコンパクトに全てを所有出来る時代、常に誰かとつながれる時代、たった20年前には想像も出来なかった時代かもしれない。
2001年宇宙の旅までとはいかないけれど、それでも飛躍的な進歩で便利な生活が送れる世の中になってきているかもしれない。
自分ももちろんその恩恵にあずかっているし、それを活用していかなければいけないと思ってます。
でも今でも忘れてはいけないと思ってます。
自分は音楽を世に広める人。
ならばその全てを伝えていきたい。
自分が感動したものを、その感動と同じような体験を皆にしてもらいたい。
一時期スローライフという言葉が流行ったけれど、アルバムを聴くというのはスローライフに例えれるかもしれません。
現在その”アルバム”という形で音楽の素晴らしさを伝えることが出来る人、アルバムが少なくなってきています。
それは売れるとか売れないとかではなく、10年後も20年後も素晴らしいアルバム。
でも心配なく。この数十年の間にそんな素晴らしいアルバムが沢山あるはず。
きっと起きている時間全て音楽を聴いたとしても全てを聴くことはできないかもしれない。
それくら沢山あるので、あとは自分がそこにスイッチを入れるかどうかだと思います。
今日はいつものコピーが駄目だとか違法ダウンロードのこととかは書きません。
本当の音楽が世に広がり、そして皆さんの心と生活を豊かにする潤滑油になってもらえれば最高です。
自分は常にそれを最終目標に、そしてそれを達成する為に小さいことからこつこつとやってるつもりです。
まだまだ足りないですね。
昨日ポジティブなパワーをもらいました。
前向きにまずは前進です。
嫌なことも沢山ありますが、とにかく今は前進あるのみです。
しつこいようですが、常にこんなことを徒然なるままに書かせてもらいます。
同じこと何度も書くかもしれませんが、そこはご愛嬌ということで。
それでは今日も皆さんの良き日になるように。
まずはアルバム完成を目指します!
Pop Time参戦!
急遽決定しました!
我らがファミリー、チャヨ、カズヤ、(現在修行旅行中の)ユウタロウ達がやっているPop Timeというパーティーに急遽参加することになりました。
いつも新譜情報とかを教えてもらっているチャヨとカズヤにがっつり絡んでいきます。
最近ダンスなDJをやりたくてしかたがないので、良いチャンス。
是非遊びに来てください!
PopTime*
2011.11.11 Fri – Fullmoon 11PM take off!
Music by Chayo, Kazuya Ono
Special Guest: Calm (Music Conception)
Entrance Free (1st Drink 1,000yen)
@ 六本木 INDIGO
東京都港区六本木3-13-3 プチビル4F
六本木5番出口徒歩3分
Calmニュープロジェクト始動!
皆さんこんにちは。
先日のワンマンライブの興奮も醒めやらぬまに、立て続けですが11/7(月)にまたまたライブを行います。
今回は新しいプロジェクト、Calm presents K.F. 名義のニューアルバムから、チルアウトトラックだけを厳選したライブになります。
もちろん全くの新曲ばかり。
そしてメンバーもこのプロジェクト用に一新。
サックスに藤枝君、パーカッションとスティールパンにkakuei君を迎えてのリラックスライブです。
最近のライブとは一味違った演奏を是非。
よろしければ新しいプロジェクトを観に来てください。
2011.11.07 Mon OPEN19:00 START20:00(予定)
Single Malt Whiskey HAKUSHU presents Bless@ebisu NOS
【LIVE】
Aurora Acoustic (KAORU INOUE + DSK + Segawa U-K-O)
Calm presents K.F. Big Chill Live set (Calm + SINSUKE FUJIEDA + Kakuei.)
【DJ】
RYUTA(GOWEST/GOHEMP)
and more..
【CANDLE】
朱灯
■ebisu NOS
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2-3-14 コンツェ恵比寿B1
TEL:03-5773-1727
HP : http://www.nos-ebisu.net/
Oasis@Bar Music
前進は止まりません!
さて明日11月2日(水)のOasis@Bar Musicですが、祝前日スペシャルとしてゲストDJにケンコウとうちの若手Jefを迎えての開催となります。
特にケンコウとはそう多くセッションしたことがないですよね?
DJでの競演はWine for Hope以来だと思います。
若手のJEFも気合い十分です。
今までにない感じのとても面白いパーティーになりそうです。
ワンマンライブの余韻を引きずりならが、ピースなパーティーにしたいと思ってます。
是非足を運んでください!
2011.11.02 Wed Start 19:00
Oasis
@Bar Music 渋谷
もはや説明不要なほど浸透してきたこの音楽会。
リアルCalmの部屋へようこそ的な自由気侭な選曲。
終電までのひとときのびりするも良し、朝まで語らうも良し。
今回はスペシャルゲストDJにケンコウとJEFにプレイしてもらいます。
DJ: CALM、Kenkou、JEF
HOST: 中村 智昭(MUSICAANOSSA)
※19:00〜Midnightの開催です。
※1Drink Order + Music Charge ¥300
Bar Music バー・ミュージック
150-0043東京都渋谷区道玄坂 1-6-7-5F
Tel 03.6416.3307
Open / 18:00~26:00
アクセス
京王井の頭線渋谷駅西口からセルリアン・タワー方面へ徒歩1分、JR渋谷駅ハチ公口からは徒歩3分。
スペイン・バール「マドリード」前、炭火焼肉「龍」の上のフロア5Fとなります。
» Bar Music 渋谷
ワンマンを終えて
ライブ後のMCで言った通り、ここ最近、いや例年以上の楽しさでした。
演奏はとにかく楽しく、メンバーも最高のプレイをみせてくれました。
会場選びから始まり、本当に色んなトラブルに巻き込まれ、準備も程々の状態からだったので、不安ばかりが先行する日々でした。
とても辛いこと多かったですが、皆さんのご協力の元、終わりは素晴らしいものになりました。
とくにPAの浅田さんには本当にお世話になりました。
そしてアフターのBar Musicで朝までプレイしてくれたミックスマスターモリスには完全にやられました。
彼のプレイは最高でした!
取り急ぎですが、来てくれた人たち、Overheads、浅田さん、Visionのスタッフ、Pop Group、ライブメンバー、急遽Tシャツ作りをしてもらったサカモトさん達、我々のスタッフ、そして何より来てくれた人たち、本当にありがとうございました!
来年の15周年に向けてまた進み続けます!
本日急遽ですが
代官山UNITを中心としたELECTRONIC TRIBE HALLOWEEN PARTY2011というパーティーでDJすることになりました。
場所はUNITの地下1階のカフェUNICEで、23時から翌2時までの3時間をプレイします。
ワンマン前日なのにやりますね〜って思われそうですが、楽しそうなので受けました。
やっぱり意外にワンマンのこと知られてなかったので、最後の追い込み宣伝も兼ねて。
それでは体力に余裕がある方は是非!
ELECTRONIC TRIBE HALLOWEEN PARTY