2日目終了しました。
今日はマドキ君がリーディングする “Listen to My Heartbeat” からトッシュ&トッポが歌う “Love Is”、そしてYole Yoleのナオちゃんが歌う “Umi-Uta” などヴォーカル曲のミックスが目白押しだったなぁ。
トクちゃんもやっとこつを掴んできたか、途中からスムーズに進行していきました。
その “Love Is” のミックス中になんとトッシュ&トッポ、そして鳴き声で参加してくれた二人の愛娘ミーミちゃんがスタジオを訪れました。
なんというタイミングの良さ!
仕上がりに満足、そして一緒にご飯を食べて彼らは帰っていきました。
(ミーミちゃんは最高の可愛さでした)
ということで今日の夕飯は彼らのリクエストでフライ亭の山海セット。
ダイエット中にもかかわらず、揚げ物食べてしまいました。
その後スタジオで必死に運動したのは当然のことです。
さて明日が折り返し地点。
ハイペースで頑張るぞ!
今日の一品機材
Chandler Limited TG1 Limiter
トッシュに借りたハンドメイドのトランス&ラインアンプ
未分類
最終ミックス初日
ただいま最終ミックス初日終了して、帰宅しました。
機材運びから始まり、本日は4曲終了。
アルバムの曲順にミックスしています。
まずは『Blue Planet』のオープニング “Beautiful One”からスタート。
コージがボーカルをとる2曲目 “Morning Light”が今日一番の山場だったね。
ナカジのピアノが駆け抜ける “East Wind”までは快調に進み、次の “African Textiles”のベースのノイズ除去に時間を取られて終了。
本日の夕食は、駒沢No.1のピキヌーにて海老のパネンカレーを頂きました。
明日もまた頑張るぞ!
今日活躍の機材達。
API 560b
Urei 1176LN
Empirical Labs EL8-X
Eventide Model H3500
GML&Urei 1178
それとおやつNo.1
いずみむら本舗 黄金焼
誕生日&いよいよ最終作業
先日38回目の誕生日を迎えました。
早いものですね、人生の半分近くまでやってきました。
いまだに気分は10代なんですけど、人生年齢は既にオヤジの域にまで達しましたね。
しかし男はこれから、30にして立つ、そして40にして、、、。
沢山の誕生日おめでとうメールありがとうございました。
近くの人から遠いところの人まで。
励みになります、頑張ります!
いよいよ明日からアルバム最終ミックスをハートビートスタジオで行います。
今回はJSSのときから身につけたミックス技術を、より高度なところまで家でやってきました。
そしてハートビートスタジオで、家ではできない高価なアナログ機材を通したりしながら、今の世の中少なくなった、デジタル臭くない、そうあのアナログの暖かくもレンジの広いミックスをしようかと考えてます。
デジタルものってのはシャキッとしてますけど、そのシャキッの部分が個人的には気になっていて、マスタリングという最後の最後の作業で多少は良くなりますが、それ以前、ミックスの段階からそのシャキッを押さえながら、レコードのようなアナログ感を出したいなと考えてます。
まぁ最後にはCDというデジタルものになるんですけど、この辺はこだわらせてください。
きっと皆が求めるCALMサウンドに仕上がっていると思います。
さてさて明日からスタジオに5日間ほど缶詰になります。
ご飯だけしか楽しみがないですけど、これも良いアルバムの為。
ゆうたろう、和田金弁当よろしくな。
終わったらバーベキューでもやりますかな。きっと梅雨も終わっているかな。
スタジオの様子は出来る限りレポートする予定ですが、これもどうなることやら。
とにかく頑張ります。
そして晴れ晴れとした気持ちで、8月のDJラッシュ、そのときに皆さんお会いしましょう!
おーしやっぞー!
ブルーハーブライブ
本日久々ブルーハーブのライブに行ってきました。
前回のライブ2時間よりも更に早く終わってしまった2時間ちょい。
今回はボス君の声もよく聞こえるぐらいエンジニアリングもしっかりしていたし、
ダイの切れもまたまた進歩してたし、照明も美しかったし、オーディエンスも良かったし、相変わらず進化してます。
こんな人と仕事できて誇りに思います。
ラップが上手いやつ、フリースタイルが上手いやつ、パフォーマンスが上手いやつ、楽曲が良いやつ、ビートがかっこいいやつ、などなど人それぞれの個性があるし、皆努力して上達していることだろう。
しかし努力してもなかなか手に入らないものがある。
その”カリスマ性”、そして何処へ向かうべきかという”嗅覚”。
ボス君にはそれがある。
確かスラムダンクであったな。ドリブルとかシュートとか走ることとか、その辺りは努力次第ではなんとかなる。
でも背の高さだけは努力ではどうにもならない。
例えればそんなとこ。
あのカリスマ性は手に入れようとしてもなかなか手に入らない。
それにドリブルだってシュートだって超一流なのに、なかなか対戦相手なんて見つかるはずはないよね。
というか一人勝ち、敵は己の中にあるはず。
だから同じことで競っても勝負にはならない。勝負をするとかいう次元ではないね。
進むべき方向は必ずあるはず。皆だってそうだ。
その個性がぶつかりあったJSSはまた別の次元であり、そんな我々が素晴らしい音楽を発信していると信じる。
とにかくまた色んなことを考えさせられた。
そして今は自分が今出来ること、そう、最高のアルバムを仕上げること。
もうまもなくだ。
了君、遊びに来ました
昨日、了君がうちに遊びに来ました。
新しい12インチを頂きました。
了君のことはまだまだ知らない人が多いと思いますが、
今時少なくなった、完全自主制作で12インチをリリースする、度胸満天、Dope Realな逸材なんです。
了君について、詳しくは
http://rains-image.com
を覗いてみてください。
新しいのを含めると現在3枚目の12インチをリリースしていて、
その12インチの出会いは新宿のHal’sという中古ジャズの専門店。
そこに何故か新譜が1枚だけぽつんとありまして、
興味津々で試聴すると、それはもうJazz&Dopeなロービートものだったので、早速購入。
そしてしばらく経ってから2枚目の12インチ「Inner Beat EP」を発見!
それはもうHip Hopを通過したDope Realなダンスミュージックで、イベントやラジオでもよくプレイしていました。
そして了君の家が下北の近くだったということもあり、Bound for Everywhereによく遊びに来てくれるようになりました。
そして今日に至るという感じです。
うちでは新しい12インチについてとか、ミックスについてとか、これからどうあるべきかなど、ホントに色んなことを話ました。
自分の出発点にも似た彼の姿を見て、自分も初心忘れず頑張ろうと改めて思った次第です。
完全自主なので、売り切れ必死です。
皆さん早く買いましょう!
そして了君、頑張ってくださいね。
話変わって、久々にレコード屋に行ってきました。
元マンハッタンの切れ者バイヤーだった秋山太郎君がやっている『Sleeping Bugzレコード』という、渋谷のDMRのビルの4階にある店です。
昔から趣味が良かった太郎君、こういった感じでというと、それにピッタリなものを選んでくれます。
とっても良い店なので、是非行ってみてください。
ということでそこで買ったレコードを。(最高に久々にレコード屋というものに行ったので、良いの沢山ありました。)
●Brendon Moeller / Jazz Space (Third Year)
●Wighnomy Brothers / Guppiepeitsche (Freude-am-Tanzen Recordings)
●Francois DuBois / I Try (Urbantorque Recordings)
●Mungolian Jet Set / Beauty Came to Us in Stone EP (Jazzland)
●Chaz Jankel / Too Woo Lady Kong – 3,000,000 Synth (TIRK)
●Bogdan Irkuk / The Distant EP (Roller Boys Recordings)
●Peter Visti / Dolly – Rain – The Ritz (Mindless Boogie)
●Carl Craig / Paris Live (Planet E)
●Herb LF / Fruchtalarm (Farside)
●Workshop / Distr – Hardwax (?)
録音終了!
七夕の7日に、最後まで残っていたレコーディングを終わらせてきました。
これで全レコーディング終了で、後は月末の最終ミックスダウンを残すのみとなりました。
7日は人生初の子供合唱団のレコーディング。
高井戸第4小学校の皆さんと後藤先生のご協力で、とてもいい歌声が録音できました。合唱に参加してくれた皆、後藤先生、本当にどうもありがとうございました。
このさわやかな合唱にTBH、JSSでも歌ってくれているコージのヴォーカルがのるとは夢にも思わないでしょうね。
出来上がりを楽しみにしてください。
現在は最終ミックスと共にジャケット制作やらStreet Noiseの第3弾の最終調整など忙しくやってます。
特に最終ミックスには時間と労力を費やしています。
ミックスは本当に奥が深いですね。ほとんど家で一人でやってますが、たまにエンジニアのとくちゃんが来て、あーだこーだいいながらやってます。
綺麗に出来ていると、とくちゃんにもう少し初期の荒々しさを加えた方がいいとアドバイスを受け、それでまた一からやり直し、楽しく、苦しくやってます。
でもさすがとくちゃん、良いアドバイスをくれます。
最終ミックスはハートビートでトクちゃんと二人でやります。
今回は生楽器は少なめですが、自分で弾いた生ピアノをサンプリングしたり、ソフトシンセをアナログシンセに置き換えたりして、初期のアナログ風味を出そうと試行錯誤しています。
現在ではコンピューターさえあればCDまで作れてしまうという凄い世の中ですが、
音楽的な何かが失われてきていると思います。
楽なことは良いことですが、その楽を「楽しみ」ではなく「面倒だから楽に」としてしまうと、音楽的には薄〜いものになってしまうという危険があります。
簡単である程度のことができるから、皆探究心がなくなり、そのある程度のところで終わってしまう。そんな音楽が溢れてしまったら、皆音楽を本当に好きにはなってくれないだろう。そんな薄い音楽は薄く聞いてしまうよね。
まだ答えが出た訳ではないですけど、最近のBound for Everywhereや家での良い音への探求が少しずつ形になってきたかな。
ハートビートでの最終ミックスは、コンピューターの中に取り込んだデジタルサウンドをもう一度アナログ機材を通して、より暖かい音にするのが目的です。
デジタルとアナログの違いは、絵に例えて簡単に言うと、デジタルが細かいドットで絵を描いたもの、アナログは刷毛で塗りつぶした感じと言ったらいいでしょうか。
どちらも遠目では同じ絵なのですが、近づいて見ると全然違ったものです。
この辺も好みなのでしょうが、個人的には刷毛で描いた方が好きなんです。
最近の録音技術ではデジタルのドットも細かくなってきていて、刷毛描いたものに近づいてきていますが、皆の手元に行くCDレベルだといまだ荒いドットのままです。
勿論自分の作品もCDになるのですが、それでもその前の時点で工夫をしたものと、ず〜とデジタルのままでやったものとでは違いは歴然としています。
これも絵を遠目で見ているのと同じで、気にしないと、またぱっと聞きではわかりませんが、わかる人には、また真剣に聴いた人には、また最終的に記憶に残るものとしてでは、その差/違いはわかるものではないでしょうか。
勿論音楽には心に残るメロディーやフレーズ、ソロ、歌詞、歌声、コード、リズムなどなど楽しむべきところは沢山あると思います。
それは重々承知で、自分でも出来る限り実践しているつもりです。
ただ音に対するアプローチをしている人は非常に少ないと思います。
食に例えるなら、恐らく普通の人は素材を色んなところから買って来て、それを自分の腕で、そして好みで最高に美味しく作り上げて提供していると思います。
それをその食材を作る段階から土を考え、肥料を考え、また仕入れ先を考え、安全で美味しい食材を採り、安全で本来あるべき調味料で味付けして、皆に提供しようと努力しています。
勿論もの凄く時間と手間がかかるわりにはちょっと食べただけで違いが歴然としている訳ではありません。
こういったことも一夜にしてならず。とにかく今は出来ることをこつこつと。
自分もいまだ旅の途中。全てを理解した訳ではないし、最高のものが作れた訳ではないですが、だからこそこういった試行錯誤や努力が楽しみでもあり、理想の音に近づいていく喜びが残されていると思います。
ぱっと聞きは初心に帰り、よく聴くともの凄く向上している、そんなアルバムを目指して最終調整していきます。
P.S.
ちゃよ、毎週チェックしてるんだってね。ありがとさん。
こないだBBQ楽しかったな!また遊ぼうぜい!
7月に入りそろそろ夏真っ盛り?
それにしてもじめじめした気候が続いていますね。
エアコンが苦手でもあるんですけど、でもつけないとそろそろ熱中症になってしまいそうです。
作業部屋は多くの機材が発する熱でサウナ状態。いくらサウナに入って汗かくのが好きとはいってもこれではどうかと。
特に今はアルバムの最終ミックス中なので、作業部屋にこもりっきり。
こう熱いと食欲も減退してきますね。
これも良いダイエット?
でもやはり運動してなんぼですよね。そろそろちゃんとやらないとですね。
夏と言えばアウトドア。8月は野外が3本入ってますね。
仕事とは別に、今はまっているのは野外でのBBQ。
音楽もちゃんと聞けるようにして、外で食べるのの美味いこと!
そんなに食材やメニューにこだわらなくても、美味しいですよ!
人間の本能ですかね〜。
一日中外でぼ〜っとしたい今日この頃です。
さてさてアルバムですが、今月末には2枚とも完成予定です。
録音が7日に一つだけ残っているんですが、あとはミックスだけ。
それも月末には全てミックスダウン終了予定です。
8月頃からDJのときのかに聞けると思いますよ。
皆さん期待してください。
久々のリアルCALMサウンドです。
(いつも言ってることですが)初心に帰り楽しくやってます。
でもさすがに10年もやっていると色々と大変なこともありますね。
始めた当初は何も考えずに曲だけ作っていれば良かったんですけど、
今はそうはいきません。
だってもう新人でもないし、旬と呼ばれることもないし、みんなから見ればどういった立ち位置なんでしょうかね?
それでも10年もやっていけてるし、相変わらず自信作を作ることが出来ているってことは何かがあるんでしょう。
自分がやっている音楽は流行廃りで聞くものではないと思ってるので、
皆きっとわかってくれることだと信じています。
さあ、もう一度スタートです。
“New Beginning”
もう一度皆と音楽の素晴らしさを分かち合いたいですね!
本日の一品
King Crimson / In the Wake of Poseidon (Warner)このアルバムのB面1曲目に収録されている”Peace – A Theme”を最近ヘビーローテーション。
熱くてじめじめしている今にぴったりの清涼剤。
Robert Frippによるアコギソロ曲ですが、プログレイメージが強い彼らの中にも、これぐらい美しい曲があるんですよ。
ちょっと短いのが残念ですが。
King Crimsonと言えば、Peter Sinfieldという、作詞とコンセプト、そしてプロデュースを行い、演奏やツアーなのには参加しないメンバーがいることで有名。
普通のバンド形態とはちょっと違うところも彼らならではのサウンドを作る秘訣なのでしょう。
ある意味今の、プログラミングや演奏はしないけど、プロデューサー的な立ち位置でその人名義のアルバムになっているという感じに似てるかもしてませんね。
ダブルヘッダー
昨日のA to Zとクロック君の追悼イベント、雨にもかかわらず足を運んでいただき、どうもありがとうございました。
A to Zでは前回同様心地良くプレイできました。
でも雨模様だったことと、最近の制作や色々なストレスから、自分でも「今日はセンチメンタルな選曲だな〜」と自虐するぐらいディープな選曲でした。
でも内容はめちゃくちゃ良かったと思います。
つくづく、DJというものはそのときの感情が出るものだなと再認識しました。
A to Zが終わって直ぐ、続いてクロック君の追悼イベントでした。
奥さんの気丈なところに感動を覚えました。こっちが泣きそうでした。
この追悼イベントがあったから更にA to Zのセンチメンタルさも増したのではないか?
クロック追悼イベントでは、申し訳ないけど、来ていたお客さんのことはあまり考えていませんでした。
普段は多少気にしている会場の雰囲気だとか乗りだとか、盛り上がっているかとかってことを一切気にせず、純粋にクロックの為にプレイさせてもらいました。
途中機材トラブルで音が途切れたりして、調子狂ったりもしましたが、クロック君の為に作った曲を初披露も出来たし、自分の気持ちを伝えることができたかなと思ってます。
会場に映し出されたクロック君の柔らかな笑顔を見ていたら、思いでが走馬灯のように駆け巡り、ちょっと泣きそうになりました。
みんな、頼むから一生懸命生きてくれ、自分を全うしてくれ!
今週日曜日
24日(日)は大忙しです。
昼から22時30分ぐらいまで、青山のA to Zというカフェで、ラウンジセットのDJをします。
ここにはうちと同じB&Wのノーチラススピーカーがあります。
しかもラージサイズのビンテージノーチラスです。
前回感触を掴んだので、今回はかなり機材を持ち込んで高音質でやりたいと思います。
勿論ミキサー”CALM1-加無1”も持ち込みしますよ。
詳しくはスケジュールをチェックしてください。
それと23時から1時間、DJ Klockの追悼イベントにてDJします。
何をどうプレイしたらいいのか? 心からプレイできるか?
命の大切さと、Klockの偉業への賛辞、追悼の意を込めて。
場所は渋谷Mixrooffice。
是非足を運んでください。
我々が考えていること
昨日ベースの杉本さんが我が家にやってきた。
渡すものがあったのと、参加してもらった曲の途中経過を聞いてもらうためだったけど、杉本さんと話をしているとついつい真剣な音楽談義へと進んでいく。
勿論どうしようもないくだらない話とかもするけど、この人のパワーとバイタリティーというものには頭が下がる。
とにかく話好きでよく喋るから、ツアー中なんかは「杉本さんの隣は嫌だ」なんて冗談を言われるほどである。
毎回色んな話をするのだが、昨日は自然と音楽と作る人たちの話へ。
アングラやサブカルを演出してカルト的な人気はあるけど、音楽にはまったくその人という実態がない話や、リハを真剣にやらず、本番でも上手く歌えないジャズボーカリストだと主張する人の話、音を聞かずにマニュアル通りにマイクを立てていくエンジニアの話、昔の音をだそうにも、今は優秀な機械を調整するエンジニアがいないという話などなど、、、書けばきりがない。
テクニックや理論など、申し分ないほどの実力がある人であるにもかかわらず、音楽という中身を非常に大切にする人。
「出てくる音(音楽)には罪は無い。だからこそ誠実にプレイするんだ。」
「誰がやっているとか、有名な人がいるとか、流行っているものだとか、そういったことは関係ない。自分がプレイしたいかどうかだ。」
などなど沢山の名言を残して、夜中3時半ぐらいに次の予定へ怒濤のように去っていきました。
時間あればもっと話したかったですね。
これぐらい音楽に対して真面目なミュージシャン、プロデューサー、エンジニア、ディレクター、雑誌などのメディア、、、沢山いれば楽しいだろうな。
真面目なものほど華がないから取り上げにくいもんなぁ。
皆さん気をつけて!着飾ること、カルト的に見せることが上手な人たちが多いことを。その中に、その人という実体はありますか?
音楽というピュアな存在を、マネーゲームの道具としてだけ扱っている人たちが多くないですか?
その中にもう少し音楽への愛を注入してください。その上でお金を回してください。
自分が今会わなければいけない人には必然的に会うし、話をしなければいけない人とは話をするし、一緒に何かをやらなければいけない人とは一緒に何かをやるし。
それと同じで、今聴くべき音楽とは必ず出会うし、それが一生ものであれば一生近くに存在する。
周りの評価とか今いけてるとか、そういった観点ではなく、出会うべきものには必ず出会うはず。
それを信じて!
本日の一品
A Tribute to Joni Mitchell (Nonesuch)この世に溢れる女性シンガーソングライターの中で、最も好きだと断言できる人。
勿論キャロル・キングのような人たちも好きだけれども、誰か一人を選べというならこのジョニ・ミッチェルになるだろう。
彼女こそ強烈な実体が存在し、その上にいつも時代にあった、また自分のそのときのお気に入りを上手に着こなす人だ。
だから何をやろうと彼女の音楽。
そんな彼女の曲だからこそ、こういったカバーアルバムでも存在感を発揮する。
あの強烈な個性のビョークなどが参加しているが、やっぱりジョニの音。
その中でも飛び抜けて良かったのはやはりプリンス。彼は天才。
そして彼女の全てを知り尽くしている旧友、ジェームス・テイラーは凄く良かった。