昨日のA to Zとクロック君の追悼イベント、雨にもかかわらず足を運んでいただき、どうもありがとうございました。
A to Zでは前回同様心地良くプレイできました。
でも雨模様だったことと、最近の制作や色々なストレスから、自分でも「今日はセンチメンタルな選曲だな〜」と自虐するぐらいディープな選曲でした。
でも内容はめちゃくちゃ良かったと思います。
つくづく、DJというものはそのときの感情が出るものだなと再認識しました。
A to Zが終わって直ぐ、続いてクロック君の追悼イベントでした。
奥さんの気丈なところに感動を覚えました。こっちが泣きそうでした。
この追悼イベントがあったから更にA to Zのセンチメンタルさも増したのではないか?
クロック追悼イベントでは、申し訳ないけど、来ていたお客さんのことはあまり考えていませんでした。
普段は多少気にしている会場の雰囲気だとか乗りだとか、盛り上がっているかとかってことを一切気にせず、純粋にクロックの為にプレイさせてもらいました。
途中機材トラブルで音が途切れたりして、調子狂ったりもしましたが、クロック君の為に作った曲を初披露も出来たし、自分の気持ちを伝えることができたかなと思ってます。
会場に映し出されたクロック君の柔らかな笑顔を見ていたら、思いでが走馬灯のように駆け巡り、ちょっと泣きそうになりました。
みんな、頼むから一生懸命生きてくれ、自分を全うしてくれ!
Month: 6月 2007
今週日曜日
24日(日)は大忙しです。
昼から22時30分ぐらいまで、青山のA to Zというカフェで、ラウンジセットのDJをします。
ここにはうちと同じB&Wのノーチラススピーカーがあります。
しかもラージサイズのビンテージノーチラスです。
前回感触を掴んだので、今回はかなり機材を持ち込んで高音質でやりたいと思います。
勿論ミキサー”CALM1-加無1”も持ち込みしますよ。
詳しくはスケジュールをチェックしてください。
それと23時から1時間、DJ Klockの追悼イベントにてDJします。
何をどうプレイしたらいいのか? 心からプレイできるか?
命の大切さと、Klockの偉業への賛辞、追悼の意を込めて。
場所は渋谷Mixrooffice。
是非足を運んでください。
我々が考えていること
昨日ベースの杉本さんが我が家にやってきた。
渡すものがあったのと、参加してもらった曲の途中経過を聞いてもらうためだったけど、杉本さんと話をしているとついつい真剣な音楽談義へと進んでいく。
勿論どうしようもないくだらない話とかもするけど、この人のパワーとバイタリティーというものには頭が下がる。
とにかく話好きでよく喋るから、ツアー中なんかは「杉本さんの隣は嫌だ」なんて冗談を言われるほどである。
毎回色んな話をするのだが、昨日は自然と音楽と作る人たちの話へ。
アングラやサブカルを演出してカルト的な人気はあるけど、音楽にはまったくその人という実態がない話や、リハを真剣にやらず、本番でも上手く歌えないジャズボーカリストだと主張する人の話、音を聞かずにマニュアル通りにマイクを立てていくエンジニアの話、昔の音をだそうにも、今は優秀な機械を調整するエンジニアがいないという話などなど、、、書けばきりがない。
テクニックや理論など、申し分ないほどの実力がある人であるにもかかわらず、音楽という中身を非常に大切にする人。
「出てくる音(音楽)には罪は無い。だからこそ誠実にプレイするんだ。」
「誰がやっているとか、有名な人がいるとか、流行っているものだとか、そういったことは関係ない。自分がプレイしたいかどうかだ。」
などなど沢山の名言を残して、夜中3時半ぐらいに次の予定へ怒濤のように去っていきました。
時間あればもっと話したかったですね。
これぐらい音楽に対して真面目なミュージシャン、プロデューサー、エンジニア、ディレクター、雑誌などのメディア、、、沢山いれば楽しいだろうな。
真面目なものほど華がないから取り上げにくいもんなぁ。
皆さん気をつけて!着飾ること、カルト的に見せることが上手な人たちが多いことを。その中に、その人という実体はありますか?
音楽というピュアな存在を、マネーゲームの道具としてだけ扱っている人たちが多くないですか?
その中にもう少し音楽への愛を注入してください。その上でお金を回してください。
自分が今会わなければいけない人には必然的に会うし、話をしなければいけない人とは話をするし、一緒に何かをやらなければいけない人とは一緒に何かをやるし。
それと同じで、今聴くべき音楽とは必ず出会うし、それが一生ものであれば一生近くに存在する。
周りの評価とか今いけてるとか、そういった観点ではなく、出会うべきものには必ず出会うはず。
それを信じて!
本日の一品
A Tribute to Joni Mitchell (Nonesuch)
この世に溢れる女性シンガーソングライターの中で、最も好きだと断言できる人。
勿論キャロル・キングのような人たちも好きだけれども、誰か一人を選べというならこのジョニ・ミッチェルになるだろう。
彼女こそ強烈な実体が存在し、その上にいつも時代にあった、また自分のそのときのお気に入りを上手に着こなす人だ。
だから何をやろうと彼女の音楽。
そんな彼女の曲だからこそ、こういったカバーアルバムでも存在感を発揮する。
あの強烈な個性のビョークなどが参加しているが、やっぱりジョニの音。
その中でも飛び抜けて良かったのはやはりプリンス。彼は天才。
そして彼女の全てを知り尽くしている旧友、ジェームス・テイラーは凄く良かった。
早速更新しました
皆さん、リニューアルしたウェブどうですか?
新しいアルバムのイメージを取り入れた、月と地球デザインです。
今回もFJDの素晴らしいデザインです。
さてさて、今までのレコメンドコーナーとは違って、
くだらないことでも、思いついたときにをコンセプトに更新していきます。
まずちょっと前から気になっていたこと。
Docomo2.0にもの申す。
もうかれこれ10年以上ドコモの携帯を使っているのですが、
今のドコモは大丈夫か?と思いたくなること多々。
その代表格が今CMで展開しているドコモ2.0とかいうやつ。
「そろそろ反撃してもいいですか?」だったっけ?
反撃になってません。あ〜見ていて辛い。
そして一時期の巨人軍のような、とにかく人集めました的人選。
そしてそのCM内容。あ〜あ〜、見ていて辛い。
そりゃAUに押されるはずですよ。
そもそも携帯会社は、他社との地味な違いをより誇張してアナウンスしますよね。
そのアナウンス競争にドモコは完全に敗北してますね。
あ〜金だけ使って、そのしわ寄せは我々ユーザーに。
我が家はドコモだけ電波の入りが悪いし、ドコモに文句言ったら送ってきた室内アンテナ。
結局携帯本体とつながなきゃいけないから、意味ないじゃない。
本当の王者だったドコモに早く戻ってください。
プライスレス、ではなく、オープンプライス
これも数年前から登場した、気になる用語。
オープンプライスとは定価無しってことでしょ。
定価社会に慣れ親しんだ自分にとって、このオープンプライスって言葉はなかなか順応できない。
電気製品とかデジタル機器とか大好きな自分にとっては、こういった商品が載っている雑誌なんかは愛読と言っていいほど読んでいるけど、最近はどの商品もオープンプライスだと。
雑誌によっては親切に市場予想価格なんてのが載ってていいけど、ほとんどはオープンプライスだと。
それじゃ比べられないじゃない!自分で調べろってことですか!
まぁいいです。調べますから。
とまぁこんな感じでくだらないこととか書いていきます。
勿論くだらないことだけじゃないですよ!
音楽やアルバムの進行具合とか今までよりは事細かに書いていきます。
あ、そうそう、アルバムの録音がほぼ完了しました!
「そろそろ反撃してもいいですか?」
本日の一品。
『Horizons Touched〜The Music of ECM』
by Steve Lake (ECM)
皆さんは私が大のECM好きであることはご存知でしょうか?
アメリカのジャズや他のヨーロッパのジャズにはない、どこかに哀愁と儚さ、美しさを持った、現代音楽的ジャズレーベル。
コクトーツインズの「Lazy Calm」をジャズにしたらこんな感じだろうか。
そして何よりも音が(独特の音質)が素晴らしい。
最後に何か必ずフィルターを通しているんじゃないかと疑いたくなるほど、どの盤を取ってみてもECMサウンド。
勿論、刻まれた音楽は多種多様で、オーセンティックなジャズから民族音楽、現代音楽までと幅広い。
このレーベルのサウンドはCALMサウンドの中核を成しているといっても過言ではないでしょう!
そのECMの歴史を紐解いたのがこの本。当時の貴重な記録や写真、ECM独特のアルバムアートワークから、インタビューまで幅広く掲載してます。
ちょっと高いけど、それはしょうがないよねと思いたくなるほどの豪華版です。
今のところどこでも買えるみたいです。
気になった人が是非!
リニューアルです
皆さん、この新しくなったレコメンドコーナーへようこそ!
これからは、思いついたとき、何かを考えたとき、皆に紹介したくなったとき、そんな一瞬一瞬を大切にして、瞬時にアップしていきます。
毎日更新するわけではないですが、今までよりは自由に更新したいと思います。
くだらないこととか沢山書くかと思いますが、どうぞおつきあいください。