Getaway vol.4 -DJ SHIRO Mix CD “Reunion#Stability” Release Party-@青山Zero
という名目で、もう10数年お世話になっている、盛岡のおしゃれ番長、そして兄と慕うシローさんが久々東京でDJをやります。
札幌のヤッコさん、そしてJSSという凄いピックアップをしているパーティー”Getaway”ですが、今回は知名度という意味合いでは前者より少し劣るかもしれませんが、知名度=素晴らしいという存続概念を破ることが目的でもあるこのパーティーにはピッタリの今回のシローさん。
初めてシローさんと一緒になったのは青森でのパーティー。
それまで凄くとんがっていた、通称ジャックナイフ(コピーライトbyぱーちゃん)だった自分が、初めて人のDJで踊らされたのがシローさんでした。
それで速攻ナンパ。
それから盛岡に行く度に何度も競演し、もうすぐにホテルではなく居心地が良いシローさんの家に宿泊させてもらうようになりました。
シローさんの家は、彼の性格とセンスが一目瞭然な素晴らしい部屋。
マンションの11階に陣取るとても広いリビングには、彼のセンスで選ばれた極選お洒落アイテムや不思議アイテム、また入手困難なレアアイテムが奇麗にレイアウトされています。
そしてDJブースもあれば、もちろんビックリのレコードの量と質。
中学からディスコに通っていたというませガキなシローさん。
ダンスミュージックはお洒落でマッドでときにサイケデリック。
ミックスは的確で、ダンスミュージック以外の知識も深く、本当に色んな音楽を教えてもらいました。
以前WedgeでのB4Eにもゲストプレイしてもらいましたが、今回はオープンからシロー節全開で、シローさんの世界観を楽しんでいただきたいと思ってます。
有名とか無名とかは関係ないです。これはマジで。
地方には、いや全世界にきっと名前は知られていないけど素晴らしいDJをする人、素晴らしい曲を作る人が大勢いるんだと思います。
結局のところメディアに踊らされてないですか?
他人の意見を鵜呑みにしてませんか?
他の人がどう思っているかは関係ないですよね!
自分がどう判断するか。
例えばフロアが盛り上がっていなかったとしても、自分が楽しければそれで良いんじゃないですかね?
お客さんが3人しかいないパーティーに行ったとして、その人数だけでパーティーを判断しますか?
それともフロアに立ってみて、自分の心でジャッジしてみませんか?
なぜ皆と同じ意見じゃないといけないのでしょうか?
自分は自分ですよ。
自分がしっくりくれば良いのです(コピーライトby本田君)
ある意味人と違う自分を自慢した方がいいんじゃないですかね?(度合いもありますが)
皆と常につながっていなくてもいいじゃないですか。
たまにはシャットアウトしてどっぷりと物事に入り込んでみてはどうですか?
例えばクラブやダンスフロアは社交の場でもあると思います。
しかしじっくりと音楽と対峙している人だっていると思います。
よくフロアで「あ〜この曲○○だ〜」とか自分の知識を大声でひけらかしている人いますが、だから何?って感じ。
もっとピュアに音楽を楽しみましょうよ。
フロアで音楽に浸ってる人にガンガン話しかける人、それもどうですかね?
あと静かなメッセージの曲がかかっているときに、フロアで大声で話している人。話するのは構いませんが、少し静か目に話したらどうですかね?
もちろん来てくれた人たち皆それぞれのスタイルで楽しんで欲しいので、あまり強く規律を作ってしまうと面白くないので、これくらいにしておきますが、やっぱりある程度のマナー(例えば上記のこととか、踊っていてぶつかったらすみませんと言うかポーズをするとか、お酒に負けないとかね)は守って欲しいです。
自分が楽しいではなく、皆が楽しいを理解してもらえるといいのかな?
これには賛否あるかもしれませんので、それぞれの見解で結構です。
一応自分はこう思っているので、今回書いてみました。
すみません、ついつい大きく脱線してしまいました。
今回はシローさんのプロモーションでしたね。
皆さん、一度確かめに来てください。
そして当日はシローさんが最近リリースしたミックスCDも販売しています。
こちらもシローさんの人柄が非常に良く出ているミックスなので、是非お買い上げの上チェックしてみてください。
それではミュージックラバー達お待ちしてます。
2014.03.28 Fri open/start 22:00
Getaway vol.4 -DJ SHIRO Mix CD “Reunion#Stability” Release Party-@青山Zero
Music by…
DJ SHIRO from 盛岡(HEROEsMUSIC, MaGiC)
Calm(Music Conception, Cosmic Blessing)
Food by ぱ〜むタコ
w.flyer ¥2,000 Door ¥2,500
Month: 3月 2014
お疲れツボちゃん
弟ケンコウがいつもお世話になっている、六本木オーガニックワインとフランス家庭料理の老舗、ションズイの名物フロントマン、ツボちゃんのションズイラストデイでDJやってきました。
今京都でオーナーシェフとして頑張っているシゲちゃんと、このツボちゃんがいなければ結構人生変わっていただろうな。
ションズイの存在どころか、なぜションズイが流行っているのかとか、オーナーの勝山さんの凄さを発見したりとか。
更にはオーガニックワインの素晴らしさ(これ今自分がやってる音楽と共通するものがあるよね)とか素晴らしい食事の数々とか、彼らが引き込んでくれなければ知ることがなかったはず。
更に更にケンコウのお世話までしてもらって。
という感謝の気持ちを込めて、というかオレにはこれくらいしかできないので、曲をただただプレイしました。
ツボちゃん、次の店でも頑張って!
客の取りあいではなく、皆でオーガニックワインやピュアな食事を広げようと一緒に頑張っているこういった人たちがいるかぎり、この世界は大丈夫。
我々も見習わないと!
また一緒に遊びましょう!
docomo携帯メール
iPhoneのOSをバージョンアップしたら、なぜか設定が全て消えてしまいました。
マック本体との連携もまだちゃんとやっていなかったので、写真等も全て消えてしまいました。
なんとか無事だったのは連絡先。
さすがにこれが消えていたら泣いたよね。
ということで@docomoの携帯メールですが、ここ3週間ほど受け取れない状態になってます。
復旧までどうやったらいいのかわかりません。
なので、もしメールをというかたは、PCの方、もしくは携帯のショートメールまで連絡くださいませ。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
sound furniture
K.F. バンドでもお世話になっている、藤枝君が音楽家としてデビュー!
音楽家としてって表現が正しいかどうかわからないけど、サックス奏者としての藤枝君ではなく、音楽家 sound funiture 名義で素晴らしい作品をドロップ予定。
先日書いたマスタリングってのが藤枝君の sound furniture のアルバム。
本日無事最終チェックも終了。
早く皆に聴かせたい最高の作品になってます。
マスタリング最終段階で、贅肉を全て削ぎ落としたそのストイックなサウンドは、彼のコンセプト通り家具のように自然とそばにある音楽。
勝手に名付けたZenbient。これはちょっと誤解を招きそうなので、皆さんあまり気にせずに。
まあ世の中には沢山の素晴らしい、最高の音楽は沢山あれど、久々に心にまで響いたアルバム。
過去ではなく未来。
音楽があるべき一つの形だと思います。
色んな音楽の形があるとは思いますが、そうそう気軽に最高って言いませんよ。
いや言ってる?
自分がマスタリングしたから?
いやいや、こう表現したらいいかな?
「久々に悔しくなった作品」ー 自分の未熟さを痛感したってことね。
「自分が今考えている次への方向性とシンクロした作品」ー これはおいおいわかることでしょう。
「早く自分の次を作りたくなった作品」ー これは説明不要ですね。
簡単に上げてもこんな感じで、もっともっとディープなところまで考えさせられたし、逆を言えば無になる瞬間を与えてくれる作品です。
藤枝伸介恐るべし!
音楽の力を信じつつも、どこへ向かったら良いか分からなくなっている音楽難民たちが次に向かうべきは、音魂があふれる森だと思う。
その森には魂を揺さぶる音がこだまし、耳ではなく、心の奥底に響く音楽が鳴り響いている。
ときには木漏れ日が差し込み、ときには大木が横たわり、ときには一面コケが生い茂り、ときには動物や虫たちが闊歩し、ときには奇麗な水が溢れ出し、ときには光さえも遮る大きな岩が行く手を阻む。
抽象的な表現だけど、そんな不思議な音が皆さんをお出迎えすることでしょう。
こういった抽象的な表現を早く音で発信したいな。
それは居心地が良い空間だったり、音楽だったりするのかもしれないから、全てを同じ目線で発信していきたい。
一人ではなかなか前に進まないから、多くの仲間達と共に。
勝手にかもしれませんが、sound furnitureにそんな自分の思いを乗せて。
小さい春見つけた
三寒四温。
もうすぐ春ですね!
寒いときは早く暖かくならないかなって思い、暑ければ暑いで早く涼しくならないかなって思う。
人間ってのはなんてわがままなんですかね。
でも心地よい春と秋がある日本に生まれて良かった!
そうそう、デイジーの姫、小春は元気かな?
小さな春見つけた。
現在のプレシャスホール、最後の巡礼とお礼
まだオフィシャルで発表されていなかったので、2014.02.19 Wedのブログでは意味深な言葉でしか表現できなかったんですが、今はオフィシャルになってますので、やっと思うことを書けるようになりました。
3/10(月)、最も尊敬する札幌のDJの一人、セイジさんの日にあの場所での最後の旅をしてきました。
思えば最初にプレシャスホールという当時は右も左もわからない札幌の箱へ出演したのはプレシャス10周年のとき。
今から約11年くらい前ですね。
それまでデビューして5〜6年して、色んな場所でプレイさせてもらえるようになり、変な意味で色んなことが見えてきた時期で、もしかしたら少し天狗になっていたかもしれません。
当時のディレクターの本田君の尽力により、無理矢理出演させてもらいました。
行く前までは、ガッツリやってやるぞ!ってある意味勘違いの気合いで望んだんですが、一度足を踏み入れた瞬間、いや、オーナーの小川さとるさんと握手をした瞬間、あれ?って思いました。
そして自分のプレイはもうどうだったか?
そんなことより、こんな北の都市で、しかも自分にとっては無名の人たちが、ものすごいプレイをしていたのです。
それが眠らない3日間も続いて、、、
オレは今まで何をやっていたんだろう?
東京なんてパイが大きいし、色んなシーンが乱立しているけれど、なんて寂しい大都市なんだろうと人生観が180度かわりました。
これはあくまでも個人的な意見。フィットする人にはするだろうし、フィットしない人にはしないだろうな。
オレはあくまでもフィットした派。
ここに無理矢理突っ込んでくれた本田君、そして今も呼び続けてくれる小川さとるさんには感謝という言葉では足りない感情があります。
きっとこことの出会いがなければ、今の自分があっただろうか?
ぶれない自分。
逆に出会ってなければどんな人生、音楽を作っていたんだろうな?
世の中正解はないけど、自分は出会ったことに感謝しているし、正解だと信じています。
さあそんな月曜日というド平日にも関わらず、ダンスするには丁度良い人数で、朝までとにかくフロアに居続け、ダンスし続けました。
今は携帯やPCの普及で、つながるとうのは普通になってきました。
だから実況中継もできるし、曲をUstreamなどでリアルタイムに発信したりして、どうなっているか仮想つながることもできるでしょう。
でもやっぱりあの空気感だけは、どんなに上手に文章で表現しても、映像を流しても、音を流しても伝わらないよなって改めて思いました。
そして改めて昔のクラブにはその空気感が充満していたからこそ人が集まっていたのかもしれません。
今は音を1時間も聞いてられないくらい酷い音質だったり、ピュアに音楽をプレイしたり楽しんだりする人も少なくなったし、ここでいうところの空気感を感じる前にいろんな邪魔が入ってしまうんですよね。
しかしまだこの空気感を感じれる場所があったんだ、そして今自分がやっていることは間違いではないんだと確信しました。
自分は音楽をクリエイトする立場でもあるし、DJと呼ばれていた行為、パーティーが好きで続けています。
メジャー、アンダーグラウンド、ポップ、渋い、人気がある・ない、今最先端だ、もう古い、旬だ、旬は過ぎたとかそんなのは関係ないです。
どこにも素晴らしい音楽が、その音楽自体が中心であり、だれがやってるとかお金になるとか関係なく、音楽が中心であれば何も問題はないんですよね。
そこだけはピュアに。
あとはやり手と受けての信頼関係さえあれば成り立つことだし。
そこにときに善し悪しがあったり、趣味の違いがあったりするだけでしょ!
今はその音楽をどう伝えていくか、誰に伝えるかをしっかり考えて。
作品が自分が納得する良いものであることは根本的なところで当然としてある。
独りでムーヴメントを作ることはもの凄く大変だから、出来る限り仲間と一緒に。
まずは小さなファミリーから始めますが、それを今実は欲しかったんだなと思う人たちのところに届くように。
また長くなりましたね。
音楽を言葉で話すより、空気感を感じてもらえるのが一番手っ取り早いのですが、今それを感じれる場所が少ないので、たまにこういったこと書かせてもらってます。
プレシャスホールはなくなるわけではありません。
全然ネガティヴな話ではなく、自分としてはポジティブは決断であると確信してます。
ただあの場所では4/5でおしまい。
もし時間ある人は是非どこかのタイミングで、空気感を味わいに行ってください。
オレは最終日の4/5(土)は名古屋magoでオープンラストDJやってます。
遠い名古屋からありがとうテレパシーを送って、リスペクトしながらプレイしたいと思います。
急遽きまった4/5(土)名古屋mago、良かったらこちらも遊びに来てくださいね。
そして最後に、今のプレシャスホールという場所、機材達に、ありがとうございます!
オーナーの小川さん初め、いつも暖かく迎えてくれるスタッフの皆さん、ありがとうございます!
紹介してくれた本田君、ありがとうございます!
そして札幌に行くといつも遊んでくれる友に、ありがとうございます!
更に、言葉を交わすこともなかったけど、きっとフロアで同じ気持ちで楽しんでいた人たちに、ありがとうございます!
それではまた。
徒然なるままに、、、
マスタリング
マスタリングって何?
まあそれはおいおいということで置いといて、今日ある信頼おけるミュージシャンからの依頼でマスタリングをやりました。
今チラホラ色んなマスタリングをやってますが、彼の作品は曲も良ければ元の音も良い!
そんな素晴らしい作品に少しだけ化粧(マジック)を施しました。
音楽、音、ディストリビューション、将来の話、色んなことが話できるCalmマスタリングスタジオ(仮)、今日も元気にやっております。
機会があれば皆さんも是非!(と書いたもののマスタリングについて話してもいないのにね)
Oasis@Bar Music アルバム特集
またまた巡ってきましたこの企画。
毎回様々な音楽からバランス良くアルバムを選んできましたが、今回は実験的に少しマニアックな物をチョイスしてます。
しかもこれらは今家でヘヴィーローテーションしている、新しい音楽の聴き方の中にも入っているセレクションです。
新しい音楽の聴き方。
それをどう伝えていくかは今試行錯誤しているところです。
何となくぼやっと見えてきていて、それを実現してくれる仲間もいるのですが、あとは皆さんにそれをどう伝えるか?
分かりやすいキーワードはないのか?ってのを模索中です。
前々からいつも言ってるように、今は音楽にあまり魅力がないのか?それともシステムが悪いのか?
それほど音楽が重要視されてない気もしますね。
決して皆が音楽を嫌いになったわけではなく、何かしらの新しいきっかけが必要になっているのかもしれません。
昔はクラブに行けば最先端の音楽やムーブメントを体験できたし、CDショップには新しいワクワクするようなセレクションが並んでいて、音楽欲というのを刺激しまくってましたよね。
今は漠然とですが、リセット、にきているかもしれません。
全てをリセットしてから、今本当に自分に必要な音楽を聴いて、そして発信したり制作したりする時期かもしれません。
それを欲しがっている人たちがかなり浮遊しているかもしれません。
富裕層ではなく浮遊層。
そんな人たちに新しい形、いや一度リセットした形での提示も一つの方法論かもしれませんね。
いつものことなので、どこまで実現できるかわかりませんが、まずは自分の直感を信じて。
と長くなりましたが、5日水曜日のRaised on Albumのプレイ予定リストです。
是非、Calm家での選曲かのような妄想で終電まででも良いのでお付き合いくださいませ。
●Henri Texier / A Cordes et a Cris (Disques JMS)
●Directions (Bundy K. Brown, Doug Scharin, James Warden) / in Music (Thrill Jockey Records)
●MOKAVE / MOKAVE Volume 1 (Audioquest)
●Rudiger Oppermann / Reise nach Harfistan (Folk Freak)
●Glen Velez / Internal Combustion (CMP Records)
順不同です。