恒例Egberto Gismontiコンサート

今年も行ってきました。
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前日のギターデイはCalmのライブと重なっていたので、泣く泣く我慢。
まぁいつもピアノに感動しているだけに、今回もピアノデイに期待です。

さて会場はすみだトリフォニーホールという初めて行くホール。

残念ながら残響処理がいまいちで、ピアノの残響が実態音を邪魔してましたね。
オーケストラと同化するところは良いのですが、個人的にはソロピアノが大好きなので、そこは例年よりはいまいち伝わってこなかったですね。

前日の自分たちの横浜ベイホールでも思ったんですが、やはりその音楽が伝わる音になったとき初めて演奏が生きてくるし、感動も生まれると思います。
こういったコンサートホールなら残響処理やホールの形など、ベイホールなどライブハウスなどは、勿論箱の作りもありますが、最も大切なPA、そしてそのエンジニアの力量にかかってくると思います。
演奏は良いのになんか伝わってこないなと思ったら音響を疑ってみてください。
必ずしも演奏家が悪いわけではないんです。
しかしそれはなかなか気づかれず、結局は演奏家/アーティスト/バンドが悪いというふうに理解されてしまうんですが、、、。

ということで2日連続である意味良い勉強をさせていただきました。

最後に一言。
PAエンジニア、特に箱付きのエンジニアの人、そのアーティストの一番良い音を伝えてあげてください。
ここはこういう箱だから無理ですと、やってもいないのに言わないでください。
貴方達にとっては毎日のルーティーンワークかもしれませんが、こちらはその一晩にかけているんです。
まぁ仕事全般に言えることではありますけどね。
一日一日の積み重ねが成長につながっていくのです。
例えそればコンビニのアルバイトであったとしても、人生の成長へとつながっていくと思います。

今はライブが非常に重要になってきてます。
だからこそPAエンジニアは今以上の緊張感と努力と、幅広い音楽性を身につけて欲しいです。
ある意味バンドを生かすも殺すも貴方達次第なんですから。

calm