先週末の札幌、フィルモアノースでのLoft体験記を。
札幌にはたまたまカズヤ&たまちゃんと同じ飛行機に。
着いて早々ほんのわずかしか滞在しないであろうホテルにチェックインして、すぐさまGRECへ。
服屋に囲まれたとてもオシャレなビルのオシャレな内装の店。
しかし品揃えは流石札幌と言わんばかりのツボが分かっているセレクション。
是非皆さんも足を運んでください。
さてそうこうしているうちに久々本田君と会う約束だったので、沢山のレコードに後ろ髪を引かれつつ本田君と合流。
ホント久々だったけど、そんなブランクは何一つ感じられないぐらい自然にいつもの感じへ。
色々話しできて良かったよ、本田君。
さてさてそんで急いでフィルモアへ。
デビッドがサウンドチェックをしているところにお邪魔させてもらいました。
サトルさんに機材の説明とか音についての説明とかうけて一度ラウンジへ。
既にユウタロウ、アヤちゃん、カズヤ、タマちゃんはスタンバイ。
そんでこれまた久々ボス君達にも。
この開場前の皆でしゃべる感じもいいんだよね〜
そしてついに開場。
今回は既に1曲目が始まってました。
オープンと同時に既に多くの人達が集まってます。
3年前?ぐらいに比べると少し落ち着いてきてるのかな。
それとも皆Loftに対するありがたみが少なくなってる?
それでもピーク時にはフロアは満員。
ピーク時は良い音のスペースに居座るのが難しかったな。
Loftは独特の空間だ。
人によってはこの感じを受け止められないかもしれない。
確かにそういって否定する人達だっているのは知っている。
元々自由な空気のはずだったクラブミュージックの世界、いつからこうでないとというしきたりみたいなのができたんだろう。
最後の革新的音楽だったヒップホップでさえ、自由を奪われ今に至っている。
勿論そういった制約多い世の中にさえ本当に自由を勝ち取っている人達もいる。
Rebel Musicという怖面な言葉に代表される、わずかばかり残された真っ当な人達。
マトモな人達だからこそ狂人扱いされることだって多々。
そんなある意味Rebel Musicの代表がLoftであるかもしれないが、、、。
しかしその世界を体感したものにはきっとわかるはず。
その自由な空気を。
レコードから光悦のカートリッジへ、そしてマークレビンソンへと流れた電気信号がクリプシュホーンへ。
そのクリプシュから発せられる圧迫感はないどっしりとしたふくよかな低音、密度感があるが出っ張らず、そして重要なパートを形成する柔らかな中音、そして空気感や透明感、そして奥行き感などを形成する高音と、全てアーティストが表現したかったそのままの音がフロアに流れ出る。
しかし流れ出しただけではだめだ。
それを受け取る人達、感じ取る人達がいてこそ良い音楽となる。
その良い音楽がフロアを充満して始めて素晴らしいパーティーへと辿り着く。
主役はそこにいる全ての人達。
1曲終われば拍手、また終われば拍手。
その繰り返しでラストまで。
今夜一晩しか体験できないミュージカルジャーニー。
楽しもうという姿勢とDJを信頼する心。
全てが揃ったときに感動が生まれるはず。
最後のファーストサークルのときに少し騒がしかったのが気になったけれども、いつも通り楽しませてもらいました。
やはり札幌に行って正解だったかも。
そしていつも通り少し考えさせられることもあって。
名残惜しいけど終わらないパーティーなどない。
フィルモアを出て、皆でヤッコさんの家にお邪魔させてもらいました。
これまたピースな人柄のヤッコさん。
ピースで心地よく着地させてもらいました。
そんで昼12時前の飛行機で東京へ。
実質19時間ちょいの札幌滞在でした。
贅沢な遊びだけれどもそれでもお金には替えられない素晴らしい時間を皆と共有させてもらいました。
そんな空間を作ってくれている、デビッド、そしてフィルモアのクルーに感謝を!