誕生日も過ぎて夏本番です。
最近はとにかく暑いですね。
それだけでぐったりします。
ニューアルバムの準備も着々と進んでいます。
9/15の発売はほぼ決定で、どこかのタイミングで先行販売できればいいなと思ってます。
入魂の一作です。
亡き祖母に捧げた一枚でもあります。
今作は誰の手も借りずにたった一人で、本当に自分の感情のみで作りました。
誰かと一緒にやるときに産まれるマジックというものが今回は存在しませんが、逆に全くの今のCalm自身というものが見えてくるかもしれません。
ファーストアルバムを作ったときの初々しさと今まで培ってきた経験値をプラス。
こんな自由なアルバムを作れたことに自分でも驚きです。
皆はどう取ってくれるかな。
現代社会は音楽は買うものではなく、コピーしたり、もらったり、違法ダウンロードしたりするのが普通だそうです。
それぐらいの価値しかない音楽を供給する作り手やレーベル、レコード会社が悪いということもありますが、そういった安易な状況を作り出した社会、そして人々全てに責任があると思います。
例え良い音楽であっても、コピーなどから本当の良さを得ることはできないと思います。
きちんとお金を払うが故に真剣に向き合うだろうし、ジャケットなどのアートワークも含めて一つの作品として捉えるべきだし、その中から一生付き合って行くだろう音楽に出会うはずです。
このままでは感動を与える素晴らしい音楽がなくなってしまいます。
始めはコピーやダウンロードで触れるのは良いかもしれませんが、気に入った音楽は是非きちんと購入してください。
それが良い音楽を守る唯一の手段だと思いますから。
CDの売り上げの下落とは別に、それこそコピーなどできない現場(ライブ)などはある程度の人気は維持しています。
ライブにはライブでしか体験できないマジック、素晴らしさがあります。
是非足を運んでみてください。
例えYou Tubeで軽く観れたとしても、その会場での一体感という素晴らしさ、そしてライブはあくまでもその場に居ての生のライブが最高ですから。
DJと同じで、現場でしか体験できないことがあるはずです。
一晩のDJミックスを聴かされても、それはあくまでも記録であって、本当の素晴らしさを理解できることとは全く違います。
現場に居た人にしかわからない感動があるものです。
ライブも同じ。
(もちろんライブはライブの良さ、レコーディングされたスタジオアルバム/CDなどにもそれぞれの良さがあることを理解してください)
もう今では手に入れることができなくなったCDや音源のコピーさせてもらったり、絶対観に行けない海外でのライブの映像をネットで観たりすることに関してはしょうがないという部分がありますが、気に入ったものは意地でも手に入れる、観に行くという姿勢は常に必要だと思います。
そうすることで皆の心の生活が豊かになってくると思います。
想像してみてください、音楽が全くない世の中を。
もしくはあったとしても産業に支配されたようなつまらない音楽しか世の中に流れていない、、、。
最終的にはあなたの判断/良心にかけるしかありません。
更に皆さんの経済状態だってあるし、音楽に対する価値観もあるかもしれません。
なので全て買って、お金を沢山使えとは言いませんが、少しだけ作り手のことも考えてみてください。
こんなこと言ってる自分も若い頃はお金がなく、ラジオのエアチェック、レンタルレコードなどで多くの音楽に触れてきました。
そして気に入った音楽だけを集めて勝手にコンピを作ったり、友達に配ったりしてました。
しかし本当に気に入ったものは必ずなんとしてでも購入するようにしていきました。
自分の場合は気違いに近い音楽好きなので、エンゲル係数ならぬレコード係数は非常に高いものです。
なんで皆がこのレベルにないことは分かっています。
それでもCDなんて高々1枚3000円程度。
本当に気に入ったものを月に3〜5枚買っても1万円ちょっと。
もし一生付き合っていけるような音楽に出会えたとしたら、そんな安い買い物はないと思います。
趣味とするのか、ただの暇つぶしとするのか。
とにかく最終的に心を豊かにするであろう素晴らしい音楽を、そんな音楽の作り手の作品の制作を阻止しているのは今の状況で、そしてそれが最終的に豊かになるであろう自分の心を閉ざしてしまっているということを少しだけ考えてみてください。
そしてそれを周りに伝えていってください。
自分もそうですが、コピーしてもらったものや違法ダウンロードしたものは結局は聴かないことが多く、もしかしたらそれが素晴らしい音楽だったかもしれないという事実を/チャンスを逃していること多々だと思います。
アナログの音の良さとか、良い音で聴くとか、そういった以前に、音楽の作り手へのリスペクトを忘れないでください。
その中から好きな音楽やアーティスト、良い音のもの、アナログなのかCDなのかデータなのか、、、そんな次のステップが待っているのです。
今日は久々ということもあり長々と書かせてもらいました。
徒然なるままに。
早くニューアルバムについて詳しく報告したいですね。
少しずつ。
しばしお待ちを。
諸々順調に進んでいることだけは確かです。
色んな意味でビックリすることが沢山あると思います。
これもいつも支えてくれる皆さんあってのこと。
ありがとう、感謝しています。
それではまた次回、徒然なるままに。