宇田川町のマンハッタンレコードの手前を上る坂道。
かつてレコード一大ブームだった時代には、各ビルに必ず1店舗以上のレコード屋があった。
それはもう密集したビル群の中に、レコード屋密度で言えば世界1だったかもしれない。
そのわずかなスペースにシスコを始めとする新譜レコード屋、カジュアルな中古屋からマニアックな中古屋まで、それはもうわずか50メートル範囲内にもの凄い数のレコ屋が存在したが、今日久々にその地帯を通るとFace Recordという前は少し離れた場所にあった中古レコ屋1店舗、そしてマンハッタンレコードというわずかな数に減少し、ほとんどが飲食店へと様変わりしていた。
自分の青春がそこにあったけど、そのかけらがほとんどなかった。
焼き肉の名店”ゆうじ”の炭火の煙は変わらず存在したけれど、静かで気に入っていた三四というカフェもなくなり、見知らぬカフェや飲食店だけ。
寂しいや悲しいを通り越した、まるで竜宮城状態だった。
本日14日(金)はその界隈に長く頑張る小箱Organ Barにて、レコード番長須永辰緒さんとがっぷりよつでプレイします。
Vinyl Junkies Onlyというレコードのみをプレイするパーティー。
音作りから参加させてもらいます。
それではまたまた。