いよいよ発売ですね。
携帯なら通話とメールくらいができればOKと思い、以前ドコモへの文句を言って他社に乗り換えるって宣言した割には、いまだ未練タラタラで使い続けてました。
今はシムフリーのスマートフォンを使ってましたが、やはりオフィシャルブートに近い存在だけあって、色々と不便なことが多かったな。
サイズがとても小さくて便利ということを除けば、使いこなせない機能満載でした。
やっぱりPCも含めずっとアップルを使っているので、周りのiPhoneユーザーを見ていると簡単に使いこなせそうな感じ。
そしてここにきてついにドコモも!
さすがにドコモもこれ以上のユーザー流失は避けたいだろうし、アップルもサムソンに対抗しなければならないっていう双方の思惑が合致したんでしょうね。
どんなに奇麗ぶってもこれが現実、大人社会。
まあそれでもそれが絶対的悪ではなく、自分のように嬉しいと思う人ばかりだろうから、あとはユーザーがどう判断するかなんでしょうね。
需要と供給のバランス、落としどころの確認というのが現状一番大切ですね。
安ければいいって問題でもないし、高ければそれなりの理由があれば納得されます。
安かろう悪かろうっていう時代は終わって、今は(大量生産による)安かろう、でもそれなりに良かろう、もしくは少し高いけど、それ以上の価値があるっていうところにユーザーが集まっています。
勿論双方数は違いますが、結局熱意と愛情を込めたものをどれくらいの価格で提供できるか?それに対して価格競争の為に愛情と品質を下げたものには誰一人反応しないときもあるでしょう。
不況不況と言いますが、一体騒がれている不況というのは?
確かに以前に比べたらお金の周りも悪くなっています。
特に我々の業界は不況のまっただ中です。
しかし以前が良過ぎただけではないでしょうか?
その良過ぎた状況の中、ただただお金のため愛情を込めずにやってきた代償としての今だと思います。
昔を普通と考えるなら今は不況でしょう。
でも昔が異常だったと考えるのであれば、今はある意味真っ当な時代なんじゃないですかね?
(音楽業界の不調はまだ色々要因があると思いますが、、、何度も言ってますね)
世の中を見渡すとバブルの時代ほど華やかでは勿論ないし、株価が良いわけではないし、消費税の問題とか原発を止めた場合の対処法をどうするかとか問題は山積みですが、誠実で愛情を込めた品物は売れ、そういった店には人も集まっています。
ゴージャスな生活はなくても、プチ贅沢は皆やってるはずです。
お金はあり過ぎても人を狂わせてしまうし、便利や楽は人を退化させていきます。
そんな中にプチ贅沢に喜びを感じ、自分の人生に目標を持ち、生きる意味というのを実感している人は、実はプチではなく最大限に幸せなのかもしれません。
そのためには苦労もあるだろうし、進んだり迂回したり逆戻りしたりあるかもしれませんが、逆境も含めた人生もポジティブに生きていければ最高なんじゃないかな。
そんでかなり喜んで始めたiPhone発売の話ですが、まあ自分も機種変更するでしょう。
その便利さを謳歌するかもしれませんが、自分のスタンスだけはきちんと守らないとですね。
携帯に自分の大切な時間を奪われたくはないですからね。
携帯電話を携帯して、それを使いこなしているかのような錯覚に陥りながら、実は携帯に支配されている、、、昔のSF作家がイマジネーションと予想で描いたマシーンやコンピューターによる人間支配世界とは少し違う現状なのかもしれませんが、ある意味本質においては今の携帯依存、バーチャル世界への逃避という現代病を、便利さと引き換えにしているかもしれませんね。
こういった考え方は頑固親父の戯れ言かもしれませんが、音楽で言うところのデジタルと同じで、全てを否定してるわけじゃないですよ。
だって実際自分も使ってますからね。
でもこういった「疑問」を言っていくのがこの場、このページだと思ってます。
音楽家は音楽で表現しろ!というのも一理ありますが、その表現する音楽が一体どういった気持ちで作られているのかという参考になればいいですよね。
結局通常のインタビューでは語られない、裏の裏の裏という、このページを読んでくれる人たちだけが理解できるかもしれないことを書いてますから。
と久々だいぶ長くなってしまいましたが、かなり前ですが、愛知県のオタイレコードさんにインタビューを受けた記事が読み応え抜群だったので、次の投稿にてお知らせします。