愛知県にあるハイエンドオーディオショップと併設されたレコードやDJ機器などを取り扱うウェブショップ、オタイレコードさん。
ちょっと前にKIFで一宮を訪れたときにインタビューを受けました。
とにかく内容が濃かったです。
そして通常なら、語った意味はある程度そのままで言葉を変えたりして編集するものですが、ここでは敢えて発言した一字一句そのままに近い感じで文字変換されてます。
それが編集無しの生々しいライブ録音音源のように、言い回しは奇麗ではないけれど、凄くストレートに伝わってきます。
非常に長く語り尽くしてます。
是非とも時間を取って読んでみてください。
http://www.otaiweb.com/otogatari/interview_ca
こういったウェブ媒体のインタビューを最近よく受けるのですが、まだまだ誌面による雑誌作りの延長のようなインタビュー内容や編集が多く、ウェブ媒体という新しい可能性を使いこなせてない感じです。
誌面雑誌であればページ数が原価に関わってきますので、ある程度の編集と長さ調整は必要だと思いますが、ウェブは無限だと思います。
極端な話、ダラダラと一日しゃべったことを音声にしたり文字おこししたりしても、無限のページを使おうと思えば使える状況ですよね?
なのに「え、もうこれで終わり?本当に伝わった?これで記事がかける?オレももっと話すことあるのに、、、」と思いながら終了することが多いです。
勿論長ければ良いのか?という問題もありますが。
簡潔に素晴らしくまとめられているのも一つの美だと思います。
でも今はどうしてもその「まとめる美」という古くからの習慣に捕われ過ぎで、それだったら何故この無限の可能性を秘めているウェブでわざわざやるのか?
お金がかからないから?簡単だから?ルーティンワーク?
前の投稿でも書きましたが、便利さだけを追求した「楽」重視の姿勢、愛がない物作りは心まで響かないですよ。
一瞬急成長したウェブ媒体の急激な衰退というか、伸びがなくなったのは、アイディアと苦労と愛情の欠如からではないでしょうか?
そりゃ新しい可能性を秘めたものには人は飛びつきます。
そしてそのアイディアが一般化すれば、すぐに横一線。
同じようなものが溢れ目や話題に止まらなくなる。
せっかく可能性があるのにね。
反面教師として考えることもできますが、どうせなら一緒に頑張っていきたいですね!
ここでも「否定」ではなく「希望/期待を持っている」という風に理解してもらえたら幸いです。
「否定」すろのではなく「疑問を述べる」というのがこのページの一つの役割だと思っていますし。