いつも自由きままにプレイさせてもらっているOasis@Bar Music。
とにかく突拍子もない曲を突然プレイしても全く違和感を感じない場所。
Oasisでは他の場所では聴けない、Oasis独自の選曲と流れがあります。
通常のクラブでのプレイはやはりダンスするということにかなりのフォーカスがいってしまいます。
もちろんB4Eもその部類に入るかと。(B4EはB4Eで独自のダンス解釈がありますが)
その点Bar Musicでは、店主中村君の音楽好きと息(意義)が合うのか、あの独特の雰囲気でBGM以上、音楽主張以下くらいのぎりぎりの音量と選曲バランスで、本当に自由にプレイしています。
今やDJといえばパソコンやUSBなどの携帯で簡単にプレイ出来る時代に、クラブというある種閉ざされた空間でパーティーを行っている人たちという意味合いが強いですね。
無論こういったスタイルのパーティーも好きですが、音楽はこういったものだけではないですよね?
今やライブか、耳が痛くなるようなクラブに行って音楽を楽しむ(?)という2極化の時代かもしれませんね。
あとは申し訳なさげなBGM。
音楽ってそれだけじゃないですよね?
元々Oasisと命名したこの催し、ウィークデーの中日の一休みに、または変な音楽概念に縛られたパーティーやら音楽からの避難場所として機能するように毎回選曲しています。
真の音楽好きの一休みスペース。
だからあえて平日なのです。
終電まで楽しんでもらえたらそれで十分です。
じゃなぜ朝4時までやるのか?
それは平日に暇を持て余している人たちもいれば、飲食の人たちやショップの人たちのように、店終わりが終電後になってしまったり、せっかくだから朝まで飲んで行こうという人たちのためにも間口を開けています。
以前クラブでこういった催しを行っていたのですが、クラブでやるとどうしてもダンスミュージックをリクエストされるし、ぴったりの場所はここBar Musicしかないと判断したんですよね。
そうなると来た人も、自分で言うのも変ですが、とっても変な曲に反応する人たちが多くなってきました。
音楽には自由さが必要です。
全くダンスミュージックをプレイしないわけではないです。
しかしあるジャンルと呼ばれるものだけおプレイする場所にしたいわけでもないです。
ロックと呼ばれる音楽、ソウルと呼ばれる音楽、ジャズと呼ばれる音楽、バレアリックと呼ばれる音楽、現代音楽、クラシック、アバンギャルド、フリー、ノイズ、様々な自分のフィルターを通った、かなり自己主張が通りまかる音楽がプレイ出来る場所、それがOasis@Bar Musicです。
音楽が細部化される以前の自由な空気を取り戻せたらいいですね。
Cafe del Marが脚光を浴びたのは、ロケーションだけでなく、そこに合ったメランコリックな音楽が流れていたからだと思います。
それくらいコンセプチュアルだったら、流れる音楽に身を任せ、ときにはどっぷり浸かってみるのもいかがですか?
コーヒー一杯でもいいですから、一度足を運んでくだいさい。
これくらいラウンジなのに攻めてる選曲はありませんよ。
とにかく一度足を運んでみてください。
気に入るかどうかは別にして、一度フラットな気持ちで実を委ねてみてください。
変な先入観を捨てて、音楽の別の一面が見えてくるかも。
次へのステップに是非Oasisを体感してみてください。
今回も美しい曲やアバンギャルドな曲、普段耳にすることがないプリミティブな、汚れのない音楽がきけるはずです。
(曲調がバラバラなので、あとは皆が先入観なしでどっぷりはまれるかですかね。
というスタンスでやってます。これももう少し詳しく説明が必要ですね。
とにかく音楽。
今回もすげー曲を準備してお待ちしてます!
Oasis@Bar Music
2014.2.5 (wed)
19:00 – 4:00