札幌プレシャスホールでのキャッチボールを経て、いよいよ本格的にシンクロし始めたJSS。
台風の通過のニュースの中、我々は一宮での会場Styleにいた。
行きの車から既に波乱の予兆があった。
渋滞を避けるためにわざと深夜出発したのに、事故だのお盆だので当初4時間半で着く予定が7時間というかなりの疲労。
とにかく行きは完投で運転。
そして車中ではもちろん台風の話題。
以前このブログに書いたけど、九州っ子の自分にとっては台風なんて別に対したいものではない。
でも都会の人たちにとってはかなりの大惨事。
集客も心配しながら、主宰のピカンテ、ミスター高橋に電話したりと、とにかく渋滞を楽しむ方法を実践していた。
そんな中同行したぱーちゃんの一言が今回を一番印象付けたし、元気も付けてくれた。
「こんな悪条件の中では、必ず良いパーティーになる。なぜならそれくらい気合い入れた人たちしか来ないから」
まさにそれは的中した。
予想を裏切ったとしたら、そんな中でも予想以上かなりの人数が来てくれたこと。
22時オープンににも関わらず、調子に乗ったJSSの二人は21:30くらいから勝手にスタート。
今回の一番手はボス君。
1曲目はコルトレーンのラブシュープリーム。
深くも印象的なスタート。
まだスタッフがあたふたしている状況を一変させた。
22時になると既にお客さんが5人、10人とフロアを占拠しはじめる。
0時前には既に第1次のピークタイム。
プレシャスでの贅沢な肩ならしを終えた我々JSSはときにはテレパシーで、ときにはちょっとした会話でお互いの意思を確認して、淡々とまた心を込めてプレイしていった。
フロアと会場はばか騒ぎをする訳でもなく、また盛り下がる訳でもなく、本当のパーティーが持つ優しさ、試練、感動、、、それらを何往復もしながら、ときにはピークを迎えときには音楽自体に浸る、、、ずっとそうだった。
ふとぱーちゃんが車の中で言った言葉を思い出した。
こういう夜は必ず素晴らしいパーティーになり、語り継がれるはず。
来なかった人は必ず悔やむだろう。
フロアとの魂の交換も終わり、予定より30分ほどオーバーして着陸。
しつこいで有名の我々JSSにしては時間を厳守した方かも。
一晩通してフロアには音楽が中心にあり、オープンラストで楽しむ人たちが多く、これはまさしくイベントではなくパーティーだった。
この感覚が一宮の人たちに伝わっただろうか?いや、参加してくれた人たちは必ず理解し、パーティーというものの素晴らしさを伝えていってくれることだろう。
これはSNSなどではなかなか伝わらない生の情報。
昔ながらの口から人への伝承として語り継いでいって欲しい。
一宮STYLEのスタッフの皆さんありがとう。
悪天候の中来てくれた人たちには最高の愛を、ありがとう。
そんな空気を作ってくれたピカンテ、そしてミスター高橋には最高のありがとうを。
我々JSSのツアーはまだ始まったばかり。
9回中のまだ2回が終わったばかり。
これからどう進化していくか?
それはパーティーに関わる皆さんの愛にかかっています。
本当の音楽の、パーティーの、JSSの素晴らしさを楽しみたいなら、皆さんの協力とポジティブな姿勢から。
存続の音楽イベントなるものの先入観を捨てて、全てを音楽に委ねてみてはどうでしょう?
JSSは1週お休み。
次は我がホームZeroにてB4E vs JSSで。
お盆は井上さんと二人のユニットK.I.F.にて盛岡マッドディスコに登場します。
こちらはJSSとはまた違ったスタイルで、しかし音楽の良さを伝えることは同じで。
お楽しみあれ!!