field.echoついに発売しました!

寝かせに寝かせた4年半。
熟成させたかいがありましたね。

field.echoついに解禁です。

これ作ったときは確かにまだ早かったかもしれませんね。
というか自分の気持ちが早いグルーヴに押し流され始めてしまいましたからね。
だからK.F.が先にリリース。

そしてやっと気持ちはリセットされて、この自称「ウォーキンググルーヴ」に舞い戻り。


そしてそしてこの勢いで、またしてもお待たせしていますCalm本体のアルバムへと。

恐らくですが、世の中的にCDというアートフォームは次のCalmアルバムがラストになるかもしれませんね。
現状アナログと配信という表現方法へ落ち着きそうですね。

でもそうなったら、自分が一番大切にしている「アルバム」という表現フォーマットはどうなっていくんだろうね。
極論から言えば、曲間信号を入れずにもうしばりがない延々と続くアルバムの発表でさえできるってことですかね?
でもある程度リミットがある中での表現も大切だと思いますけど。
昔はアナログLP、A面B面とすると50分弱のアルバムの旅。
CDになったら80分弱のアルバムの旅。
それがホント極論ですが、無限の旅ができるんでしょうけど、、、

確かに今はある程度何をやるにしても自由があるし、やろうと思ったことがほぼ何でもできる時代かもしれません。
しかしよく自分でも言いますが、何でも出来るが故の結局何も出来てない、そんな部分多くないですか?
便利さが故に、何でも出来るが故にそれに時間をしばられて、実はそんなに先に進んでいない、、、。
一部の使いこなす人でさえもきっと一部。
便利がもたらす代償もあるのかもしれませんね、

まあそんなこと言ってるだけじゃもちろん前に進めませんから、自分は自分なりに現代のテクノロジーを消化して利用していくしかないでよね。

打楽器や歌から始まり、録音という技術が発明され、蓄音機からレコードへ。
レコードからCD等のデジタルへ。
そしてついに実態を、実物を持たない世界へ。
元々音楽自体には実態はないですから、そこはかなり哲学的分野になりますが、音楽が人の心を震わせるのであれば、感動させられるのであれば、その人の人生すら変えうるほどのパワーがあるのであれば、フォーマットはどうでもよいと言えばよいのかもしれませんね。
ライブであろうが、録音物であろうが、パーティーであろうが。

アナログからCDに変わった時代を経験した自分からすれば、また何かが動き出す良い機会が来たんだと、心ワクワクさせて、次のステップを踏み出すことにしましょう!


おっと、まだCDが終わった訳じゃないですよ!
今回もアートワークも音楽の魅力の一つ。
手に持つ喜びも、せっかくだから感じてみてください!


ハイレゾ配信もやります。
よりマスターの雰囲気を味わいたい人は是非ハイレゾも聴いてみてください。

同時発売の加藤君のソロアルバム、『Flychatcher』もミックスとマスタリングを担当しています。
こちらも是非とも!

calm