Apple Music

ついにAppleが定額制音楽聞き放題サービスを始めるとアナウンスしましたね。

確かに違法ダウンロードよりはましか、、、いや一体どうなるんだろう?

(これはあくまでもアーティストの立場で考えます。)
結局は分配のシステムがどうなるのか?ということだろう。
定額制とは言え、試聴回数によってきちんと分配されるのだろうか?
それとも大人の事情的な大企業優先のピラミッド型の分配?

まだ自分の音楽がどうなるのかわからない。
そこに加入するかどうかも。
世界中の人々が自分の音楽を聴いてくれるチャンスが増えるのであれば良いことだけれど、それは世界中の素晴らしいアーティスト達全員に当てはまること。
ということはまたしても情報過多の状態に陥りやすい。
情報を制するものがビジネスを制する、では良質な音楽への注目は遅くなっていく。
アートとビジネスの狭間で揺れ動く心。

今貪欲なリスナーが少なくなってしまっているのは悲しいこと。
だからとにかく勧められるがままというのが多いだろう。
いったい貪欲世代はどこへ行った?


自分としてはなるべくポジティブに考えていきたいし、行動したい。

一番の問題は、このままで良い音楽が作れる環境が維持できるのか?
もし維持できなければ、良質な音楽は現れてくるのか?
現れてこなければコマーシャルな音楽のみの世の中になってしまう。
そうなったら一番困るのは音楽を本当に好きなリスナー達ではないのだろうか?

音楽好きのために始まった音楽ビジネスが、その音楽好きを殺したりしないかだけが心配。
まあこれは最悪のシナリオなんだけど、とにかくビジネス一辺倒になりすぎないように、我々音楽家も、またリスナーも考えていかなければいけませんね。
自分の首を絞めてしまっては元も子もないですからね。


まあいつの世も素晴らしい音楽が売れるという世界ではないですから、どの時代も同じなのかもしれませんが、今完成に近づいている新しいCalmアルバムが少しでも多くの人たちに聴いてもらえたらいいですね。
古くからのファンも、現在のファンも、そしてこれから新しい仲間になるであろうファンにも。

まずは後悔しないものを完成させます!

calm