20年以上活動してきて、いろんな箱や人達と接してきた。
ときには立ち上げから共にしたり、あるときはクロージングに涙したことも。
現在クラブシーンは一時期のバブルは終わり、色んな意味で淘汰されています。
インターネットの普及により便利が全てを壊しているのか、それともクラブやDJバーそのものに魅力がなくなったのか?
フェスを始め野外イベントにはまだお客さんが集まっているけど、もしかしたらもうそのバブルも終わりつつ、ピークも過ぎてしまったかもしれません。
コアな音楽好き以外でビジネス的な部分は成り立っています。
皆飽きるのは早いですからね。
その中のコアなファンに現在のクラブ活動は支えられています。
皆必死にもう一度夢を見ようともがいています。
自分としてもそのお手伝いが出来たらいいですね。
そんな中常に挑戦し続けている箱、プレシャスホール。
いまだ少年の日のワクワクした気持ちやチャレンジをもキープし続けている貴重な箱であり人達です。
多くのというかほとんどの箱は、立ち上げのときにシステムを組み上げ、後はその機材の調子が悪くなるまではそのままだったり、機材リニューアルを数年後に行なうまではそのままだったり、、、
音響については立ち上げの瞬間がゴールだったりする場合が多いです。
常にバージョンアップをしているところはわずか。
一つとして同じ大きさや形、材質の箱はありません。
だからその箱の正解を探っていかなければいけないはずなんですけどね、、、
そんな世の中ですが、プレシャスホールと名付けられ25周年にも渡り活動する札幌の勇はいまだに進化し続けています。
25周年の節目に新しいチャレンジの第1弾として、昨年好評だった企画が今年も行なわれます!
通常は天井が高いプレシャス、少しコンパクトなFN(フィルモアノース)のスタイルですが、FNの機材を全てプレシャスに移動して、光悦→マークレビンソン→クリプシュホーンという美しい音響システムを楽しむ企画です。
その3日間の為だけに一度両方のシステムを分解して組上げるという、好きでなければ絶対やらない企画です。
普通のとこはその労力だけでもやらないでしょうね。
同じ階に2フロアという今の場所に移転したプレシャスだからやれるのか?いや普通はやらないですよね。
それでも音楽のマジックを体感したいが為にこの企画を打つプレシャスに、リスペクト以上のものを送りたいです。
いくつになっても少年の日の、あの夢中になり過ぎて時間を忘れてしまう、そんなことをやり続けられることに感動すら覚えます。
個人的にプライベートでも遊びに行くのはそんな箱だからなのかもしれません。
そんな貴重な3日間に選曲家として参加させていただきます。
しかも3日間全て。
3日間何となくのテーマがあり、詳しくはうちのスケジュールでのコメントを確認してください。
プレシャスの情熱に答えられるように、こちらも気合い入れて選曲したいと思います。
考えてみれば自分の音楽活動も情熱だけで続いています。
音楽家になることを夢見た小学生の気持ちをいまだ忘れずに。
歳は取ったけど、心は常にこの幼い日の情熱を忘れずに。
もうすぐ完成の新しいアルバムも同じような気持ちで作っています!
札幌近郊の方は是非3日とも足を運んでください!
遠方からの参加も是非!
あなたのあのときに気持ちが蘇ってくるかもしれません。
楽しみだ〜〜〜〜
Calm
音楽の力
様々な進化に伴い、我ら音楽業界・産業も昔では想像もできなかった時代に突入している。
SpotifyやApple Musicなどの定額制の音楽ストリーミング形式もかなり居場所を作っているし、もうそれしかやってないみたいな人も増えてきているのは事実。
実際Calmの一部のアルバム(少しずつ増やしていく予定)もすでにSpotify、Apple Musicにはエントリーされています。
これはもう逆戻りできない便利なスタイルであり、良い部分もあれば悪い部分もある、いまだ進化の途中の音楽産業であります。
それでもなお、特に日本ではCDというモノを手に取り所有するという文化は残っています。
アナログに関しては、一つのファッションとして根付いています。
全て進化の途中というのもあり、これが一番というものはないように考えています。
しかしこの時代一番気になるのは、CMみたいな考え方でとにかく耳に残るキャッチーなものや、来年には古くさくなっているよいうなエッジ・最先端のみを重視した音楽がもてはやされるということ。
アルバムをじっくり聴くなんてのは置いてけぼりで、プレイリストという今や誰でも作れるお手軽フォームに皆満足している感じもします。
いや本当の満足なのか?
確かに便利。
しかし便利は一部の人間としての退化を含んでいます。
全ての人にではなく、何の疑いもなくな人に。
基本音楽は心を豊かなものにしてくれます。
だからお手軽が全く悪いわけでもないです。
全く聴かないよりは便利で聴ける方が良いに決まってます。
だから難しいんですよね。
今新しいアルバムを作っています。
いまだにアルバムです。
もちろんアナログも作っています。
いまだにアナログです。
今はコンピューター1台で音楽作れる時代に、いまだにアナログシンセや外部機材を使ってます。
コンピューター+アルファ的な感じですが、とにかく時間がかかります。
基本実時間です。
音作っている人には意味がわかるかな。
悩みます。
1アルバムをしっかり作るのか、同じ時間で現代の便利な機能だけで2アルバム作るのか。
どちらが正解なのか?
自分の音楽が伝わる方法であればどちらでもいいのかもしれません。
ただ自分の性格上、一度知ってしまったより良い方法を、例え時間がかかったとしてもやらなければ手抜きだと感じてしまいます。
手抜きと思いながら作ったものに魂が乗るでしょうか?
キャッチーやエッジーな音楽はビジネス視点が多い気がします。
売れてなんぼ。
そうなんですよね。
趣味でなければ売れなければいけない。
今自分の周りにも、そして世界にも別の仕事を持っていて、趣味の延長で音楽を作る人が多くなっています。
彼らは売れることを意識せず、自分の好きなものを作り続けます。
これもピュアな音楽愛がなければやれないこと。
大好きなPepe Californiaだって3人とも普通に仕事してます。
彼らのストレスない音楽が大好きです。
そんな世の中ですが、自分はいまだ音楽産業でサバイブしています。
言い訳はできません。
皆さんのもとに届く音楽に、作者の背景が一番に出てきてはいけない。
まずはピュアに音楽ファースト。
そして気になった人がその奥を探せばいいことかもしれません。
こうやって書く文章を真っ先に届けてはいけない。
まあ音楽バカがうだうだ言ってる範囲で十分です。
音楽に留まらず、時代は大きな波のようなもの。
そして季節のようなもの。
ビジネス的に上手くいかない時代ははキャッチーなものやエッジーなものが注目されますが、その反動で必ず違ったものが出現してきます。
簡単お手軽なものにはそれなりのリスクがあり、そのリスクが嫌な人は別のものを探す。
人間はロボットではなく、それぞれがそれぞれの趣味趣向を持った生き物。
ときに周りに流されたり、ビジネス戦略にはまったりしますが、必ず気づくときがくると信じています。
逆境は進化の跳躍台とは良く言ったものですね。
歳は取りましたが、中学時代のパンクな精神は常に失わないように今後もブレずに前進します。
ときには進まなかったり後退することもあるでしょう。
しかしそれは前進する為の跳躍台だと思って、急がば回れ。
今年はサンセットを楽しみ、ラウンジやチルに新しい息吹を与え、パーティーでダンスして、ポップな音楽を作り、少しエッジーな音楽や自己満足の世界に浸り、何か役に立つ音楽を作り続けます。
久々長文失礼しました。
2018.2.2.(fri)
Calm
2018年あけましておめでとうございます!
明けましておめでとうございます!
2017年はデビュー20周年イヤーということで色々活動してきました。
集大成でもある品川教会コンサートも無事終えることができ感激した年でした。
皆様に支えられて21年目を迎えることが出来ています。
いつもありがとうございます!
今年は海外も視野に入れながら、より幅広い面白いことをやっていきます。
まずは新しいアルバムですね。
今年もよろしくお願いします!
Calm
Bound for Everywhere@Zero 新たなスタート
どうもこんにちは。
タイトル通りです。
B4Eの新たなスタートです。
毎回ではありませんが、しばらくは定期的にこれまで色々手伝ってくれている仲間をDJとして迎えます。
常にオープンラストで一人でやってきましたが、新しい刺激が欲しいという感じです。
クラブ活動について、昔とは違って全体的に冬ですね。
どこに行ってもそういった話ばかり聞きます。
何が悪いのか?
直接的にせよ間接的にせよ色んな要因があると思います。
時代は常に変化してますが、クラブにはその変化に対応する柔軟性があるのか?
疑問が多いのは確か。
かといって何もしなくていいのか?
だから変化も必要です。
何と言っても自分が楽しくできなければやる意味ないですからね。
11年続いているB4Eも時代時代での変化は必要ですからね。
幸運にも今回の仲間は基本レコードラバー、ヴァイナルジャンキー達。
B4Eの基本サウンドシステムをきちんとならしてもらうのが大切ですからね。
まだどういう感じになるのか想像つきませんが、楽しく上に上がっていくのは確かだと思います。
この先は分かりませんが、今はこれで正解だと思います。
きっと楽しい雰囲気になってると思います。
かかってる曲も大切ですが、何となく感じるフロアやパーティーの楽しげな空気感が一番大切なのかな。
基本のパーティーに戻ります。
是非是非遊びに来て、チェックしてみてください!
2017.12.22.fri
Bound for Everywhere@青山Zero
Open/Start 23:00
Music by Calm, Koudai, Jef, Shyhei Nishiwaki, inch key sisters
Deco by Family Deco
Hell Yeah Recordings代表Marco来襲! そして諸々告知
どうもこんにちは。
20周年コンサートも無事終わり、弟の店Flow@幡ヶ谷も無事オープン。
やっと久々の休みも取れて気持ちよく過ごしています。
さて明日金曜日は、前回Oasis@Bar Musicでお世話になったイタリア〜ベルリンを拠点に活躍するモダンハウス〜バレアリックなレーベルHell Yeah RecordingsのMarcoさんが来日し、またまた一緒にDJやることになりました。
大好きなレーベルHell Yeah。
リリースもバウスからチルアウトまで幅広く、自分の活動にピッタリです。
今回はナイトタイムのダンスセットでのバレアリックダンス対決です。
主催者マレットクルーのご好意でディスカウントチケットを入手しました。
こちらを携帯に入れて見せてもらえれば、1000円でご入場できます。
どうかこの機会に是非!
そして9日土曜日は久々レコードを放出します。
このレコードフェアは新たな試みですね。
1階でレコードを売り、2階でDJがプレイする。
面白い企画ですね。
レア盤多数出品しますので、是非足を運んでください。
もちろん当日は店番もしますし、16時〜17時でDJもします。
お楽しみに!
そしてそして10日日曜日は14時〜16時で弟のケンコウの店FLow@幡ヶ谷でMarcoと二人でBGM係やります。
このBGM係という表現が面白いですよね。
でも一度足を運んでみてください。
その表現がピッタリなのがわかります。
心地よい音楽と音響でお待ちしてます!
更にそのあと17時〜22時は渋谷Bar Musicにて恒例のOasisです。
FlowからMusicへの流れは最高ですね。
是非旅してみてください!
それではよろしくお願いします!
Calm
2017.12.08.Fri “Mullet” -goes around-
at KGN(n)
Hell Yeah Recのボス、マルちゃんが再来日です。
今回はダンスセットでバトルします。
箱は新しい神楽坂のkagura。
楽しみです!
Entrance 2000円
Start 23:59
[Guest DJ]
Marco”PeeDoo”Gallerani (Hell Yeah/Balearic Gabba Sound System)
Calm (Music Conception)
[DJ]
HyuHyu Boy (Gross Dressor / Magnetic Luv)
Koudai (tite-line / Mullet)
Mamazu (HOLE AND HOLLAND)
SUNGA (BLACK SHEEP / COREHEAD)
https://kagurane.com
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2017.12.9.(sat) Digger Case – DJ, Live Record Fair
@Case B
面白い企画です。
DJもやりますが、一箱ですがレコードも出品します。
ジャンルは色々。
お楽しみに!
Case B
https://case-w-b.com
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2017.12.10. (sun) Oasis@Bar Music渋谷
17:00~22:00
Music: CALM
HOST: 中村 智昭(MUSICAANOSSA)
サンデーイブニング開催にもやっと慣れてきて、選曲のイメージもかなり膨らんでいます。
音楽を聴くというゆとりの空間。
贅沢なひとときを演出します。
新しい音楽との接し方を提案します。
Music Charge 500Yen
http://www.musicaanossa.com/bar_music
20周年コンサート セットリスト
問い合わせ多数につき、こちらにアップしておきます。
Calm 20th Anniversary memorial Concert @ 品川教会グローリアチャペル
●Space is my place (新曲)
●Light Years
●Music is oures
●Cosmic Language
●Oasis
●Pearls and the Sun ~ Our Love Song (新曲) ~ Authentic Love Song
●Earth Song
●My Home Town (新曲)
アンコール
●Pharoah (The Sun)
20周年コンサート後記
無事20周年記念コンサートを終えることができました。
スタッフ、メンバー、皆さんに感謝しかありません。
MCのとき言葉を詰まらせてしまいましたが、とにかくこの約11ヶ月は本当に大変の連続でした。
こういった自分企画はあまり慣れていないので、多くの人に迷惑をかけました。
そして自分でも多くの苦労とストレスを抱えてしまいました。
だからと言って途中で放棄する訳にもいけません。
逃げ出す訳にもいけません。
目標があるから逃げ出さなかったのかもしれませんね。
自分は音楽以外のことについては基本ダメダメな人間です。
自分自身でケツを拭くこういった企画はなかなか難しいですね。
やはり適材適所があるのかもしれません。
しかしとにかく後戻りは出来ないし、チケットを買ってくれた人、地方からの参戦者、お店を休業してまで来てくれる人などなど、多くの期待と希望を感じながら立ち止まらず前に進むことをやり遂げるしかないと感じていました。
何度か下見に行って、本当にこの会場が埋まるのか、良い演奏を届けられるか心配しました。
ときにはネガティブになることもあったり、イライラしたり、落ち込んだりすることもありました。
そうこうしているうちにあっという間に1週間を切り、そして当日となりました。
フタを開けてみたら自分がポジティブに想像出来なかったくらいの人、礼儀正しい皆さんの態度に今までの全ての苦労を吸い取ってもらった感じです。
演奏はあっという間に終わりました。
始まってしまえば全く緊張などもせず、メンバーとの呼吸を楽しんでいました。
この一瞬を永遠に ーーー Make it last forever.
終わってから何か一言を言わなければ、、、あ、何も考えてなかった。
そしてこの準備1年の苦労を思い出したり、20年の月日の早さを感じたり、ライブ自体無事に終えられることへの嬉しさなど全ての感動で言葉にも詰まってしまいました。
いつもなんですが、MCというのは苦手です。
そうポンポン言葉が出てくるものではないですね。
これも適材適所なのかもしれません。
アンコールなど全く考えてなかったけど、お決まりのアンコールではなく、皆さんの心からの拍手でもう一度ステージに立ちました。
そのときの自分の心を文章にするのは難しいです。
このときやっと20年の重みを感じた瞬間だったかもしれません。
月日というのは勝手に過ぎ去っていくものです。
だから20年何もやらなくても20年。
しかし自分は一度も休むことなく走り続けました。
といってもこれは普通のことであり、偉そうに言うことではないですね。
何となくやり続けていたら20年経ちました、そんな感じです。
その間は真面目に音楽に向き合ってきました。
自分を自分以上に見せることはなく、等身大で、音楽には嘘はなく、全力を尽くす。
特に派手にフィーチャーされることもなく、それでも歩みは止めないでコツコツと前に進む。
自分に出来ることはこれからもきっと同じこと。
その中で少しずつですが成長していければいいですね。
20年いけたのだから、次は近い25周年を目指して。
そして一生現役で。
まだ自分には自分の音楽やスタイル、コンセプトを受け入れてくれる多くの人たちがいると確信しています。
そしてまたこれから出会うであろう多くの人たちがいると信じています。
時代は常に多くのセールスや大きな革新、大きな人気などが注目されがちですが、それ以外の素晴らしいものも沢山あります。
時代は常に変化しています。
そんな時代の潮流に流されず、しかしその行き先を見極めつつ、ときにはもがき苦しんで、ときには流れに乗ったりしながら、とにかく前に進み、向上していく。
自分の芯はぶれずにね!
たかだか20年、されど20年。
どう取ってもいいです。
10で区切る不思議の世界なだけですから。
と言いつつも、その区切りがあるからこそ多くを見つめる、考え直すタイミングを与えられているのかと思ってます。
自分に取っての20年はあくまでもこれからの為にあると信じています。
大器晩成、常に考えています。
色んなことを考えてますが、まずは20年の区切りの1大イベントが無事終えられたことに感謝です。
もう一度、支えてくれたメンバーやスタッフに感謝。
そして当日遠路はるばる足を運んでくれた人達に感謝。
更に当日都合でこれなかったけど、この20年応援してくれた人に感謝。
最後にこれからCalmと出会い応援してくれるであろう人達に感謝。
皆さんどうもありがとうございます!
これからもよろしくお願いします!
深川 “Calm” 清隆
Photo by susie
20周年コンサートとANATOMICA
いよいよ1週間を切りました。
もう間もなくです!
さて今回は当日の衣装提供と物販を行なうANATOMICAについて。
近頃レコードや機材ばっかり買っているので、あまり服にはお金を使えないのですが、
それでも多少はオシャレも楽しみたいという欲求はあります。
NEPENTHES〜ENGINEERED GARMENTS、MARGARET HOWELLなど年相応な格好を好んでいるのですが、
ここ数年のお気に入りは今回のANATOMICA。
弟にプレゼントしてもらった服のフィット具合とデザイン性が非常に今の自分の感覚に合った物だったのがとにかく運命的でした。
そこで今回ANATOMICAに打診したら、普段はこういったことしないのに快く引き受けていただきました。
今回のコンサートは決して多くはないけれど、とても濃い人材に助けてもらっています。
本当に感謝です。
ということで、当日の衣装は当日のお楽しみということにして、物販のものをアップしておきます。
ANATOMICAお得意のステンシルで「KEEP CALM」と好きなところに。
普段1000円のステンシル代を今回は無料というサービス。
色はWHITE/NAVY/GRAYの3色。
価格は8000円+Taxです。
個人的にも持っているアイテムです。
ハードな洗濯にも耐えるし、形もスタンダードかつ美しいシェイプになってます。
当日は少し早めに来て、色々試してみてはいかがでしょうか?
若い体型の人はもちろんですが、少し歳を重ね体型が変わって来た人にも必ずフィットするアイテムです。
ENGINEERED GARMENTS同様、古き良きスタンダードを独自の解釈で今風にアレンジしているANATOMICA。
本物とは時代の流れで消え去るものではなく、新たな感性を吸収しながら生き残っていくものである。
ときの流れがリバイバルを産むのは音楽だけではありません。
この機会に是非!
名古屋へ凱旋!
24日の品川教会での20周年コンサートの前哨戦。
いやそれ以上に気合いを入れている久々名古屋ライブ。
主催はK.F.のアルバムジャケットでもおなじみ、ブルーハーブの20周年ライブのポスターでの有名、ワッシーがやってます。
絵描き、デザイナーとして藤田さんにも匹敵する逸材です。
だから品川教会とは違ってかなりアートとしても考えられた作りになっています。
ステージングからデコまで、品川教会では出来なかったコンセプチュアルな作り。
さすがワッシー。
今回はMagoではなくVioを使ったプチアートフェス感覚の催し。
ここらもワッシーの感覚全開ですね!
品川教会では都合で入れることが出来なかったDJも豪華。
札幌からワチャル。
ブルーハーブボス君とのユニットHerbest Moonの片割れとしても有名。
トラックメーカーとしてもDJとしても札幌パワーを見せつけてくれるはず。
彼のDJ、自分の選曲とかぶる部分もあって凄く好き。
久々の競演ですね。
そしてそしてスペシャルエキシビジョンはあの「Light Years」のPVを作ってくれたサワ君と超豪華。
こちらも楽しみですね!
ライブ自体も名古屋特番、色んなスペシャルを盛り込んだライブとなります。
17時開場でライブは21時からたっぷりやります。
是非是非チェックしてくださいね〜
それでは名古屋近郊東海地方の皆さん、お待ちしてます!
2017.11.17.(fri)
INVADER LADUTORM 3
@Live & Lounge Vioとその周辺
LIVE : Calm-Moonage Electric & Acoustic Quartet
DJ : Wachall from SAPPORO (UNITY, ONE DRAW, HERBEST MOON)
Exhibiting Projections by さわひらき + dir_
入場券3,000円 大学生学生証提示で1500円・高校生以下入場無料
電話予約052-737-7739
http://invader.peatix.com
BUY TICKET
バナナレコード大須店・・・052-249-7757
PIGEON RECORDS・・・052-269-2775
cafe Dufi・・・052-263-6511
サコマ食堂・・・052-331-0389
WALTZ・・・052-262-3400
LILLT・・・052-253-8955
silisili・・・090-3586-0173
ip cafe&dining・・・0585-52-9819
WALK ABOUT・・・058-214-2733
CAFE&BAR alffo・・・058-215-0798
企画:鷲尾友公デザイン研究室
美術:造景集団・某 赤塚剛 見城周
記録:三浦知也、伊東亮太
遠足前の気分、そして品川教会
タイトルにある気分、皆さんも体験したことありますよね。
ワクワクドキドキ楽しみ。
この始まる前の気分が一番素敵。
始まってしまえば、あとは終わりが見えますからね。
そんな久々の気分。
しかし小学生ではないので、もっと大変なこともあります。
遠足に行くのとは違って、その遠足自体をオーガナイズしなければいけませんからね。
久々にかなり大変を味わってます。
きっとコンサート自体が始まればもう演奏に集中するだけなんですが、その前までは色んなことがのしかかってきます。
これも20周年の良い思い出とするしかないでしょうが、自分のこととなるとそう簡単には切り替えれません。
切り替えられるのが終わってからでしょうね。
始まる前は妥協なく全力投球。
あと少し頑張ります。
さて会場でもある品川教会。
何度かこの話題にも触れましたが、もう少し書きたいと思います。
何故品川教会になったのか?はかなり話てきました。
今回はグランドピアノ常設で、ライブハウス的な密閉空間ではないところを探した結果でした。
自分はキリスト教徒ではないですが、教会は今では街に一つはあるのではないかというくらいポピュラーです。
クリスマスはもう完璧に根付いてますし。
教会でやることは全く違和感ありませんでした。
まず下見の時点で圧倒されたのを思い出します。
ライブハウスやクラブにはない幻想的な空間。
品川教会は東京の都会の真ん中にあるとても大きな教会です。
だから作りはとても近代的。
建築賞でも受賞してるんじゃないかと思えるくらい。
外はとても近代的。
しかし中は近代的な中にも教会の厳かな雰囲気を内包してます。
観光地ではなく、今でもちゃんと実用している感じです。
幻想的と今でも実用している感じのバランスがとても素敵です。
飾っている食器ではなく、実用的にきちんとデザインされながらも美しい食器の感じです。
まず会場に入って一番ビックリするのはその壮大な感じ。
それはビル3階くらいにもなるんではないかと思われる天井の高さ。
体育館よりもっと高いですね。
同じ敷地面積でもこの天井の高さでより大きく見えます。
住居する部屋と同じですね。
その高さを更に強調するのが、ステージ上の左右と常設されているパイプオルガン。
この規模のパイプオルガンは、そこらの教会には絶対設置出来ない大きさですね。
とにかく圧倒されます。
ライブハウスやクラブだと照明で輝かせるのでしょうが、教会は多くのシステムはありません。
だから教会全体がオブジェとして、デコレーションとして機能すると考え、ますます品川教会でやりたいと思いました。
デコレーションもすればそれなりの機能は発揮するのでしょうが、教会が持つ幻想的な響きと視野を生かす方向で行けたらなと考えました。
明るいうちはステンドグラス越しの美しい光を感じますが、ライブ自体は暗くなってから。
内側からのわずかな光にも反射するステンドグラスと、機能的に配置された教会の常設ものとのコントラストが非日常を醸し出し、今まで味わったことがないというか、長時間そこに居座ったことがないので、まるで異空間にトリップしたかのような気分になります。
言い過ぎかもしれませんが、宇宙?胎内?自然?
とても不思議な感覚です。
お寺や神社とはまた違ったトリップ感です。
そんな場所なので、今回はデコは控えめにというかほぼわずかな照明をメインとします。
盛り上げるギラギラな感じではなく、あくまでも会場の良さと演奏をそっと支える存在として。
ライブアレンジもそれに従って一からやり直しました。
一から全曲やり直すというのは途方も無い作業なんです。
そして作業だけでなく、メンバーとのリハもまた一から。
しかし強者揃いのメンバーたち。
1回目のリハから合格点をたたき出してます。
アレンジについては申し分ないかな。
あと数回のリハで高みへ行けるかもです。
あとは教会といえば独特の響き。
曲作りにかかせないリバーブというエフェクターがあるのですが、残響を作るそのエフェクターの中に教会というシュミレーターというかプリセットが必ずあるくらい。
その長い残響といかに共存するかも今回の課題。
グランドピアノの音はクラシックコンサートでもないかぎりマイクで増幅された音をメインで聴くことになります。
今回もマイクで増幅もしますが、なるべく生の音も多く聴こえるような感じに出来ないか思案中です。
グランドピアノの音は意外に大きいですからね。
今回は極力アコースティックをメインに。
グランドピアノ、ダブルベース、サックスをメインとしてます。
それに自分のPC系の音とシバッチのシンセとウーリッツァー。
ライブやコンサートと言えば(そして普通のクラブやDJバーも)大きな音、人によっては爆音が普通かもしれません。
もちろん非日常の体験と考えるのであれば、家よりは大きな音で体感したい気持ちはわかります。
しかしLoft体験以降自分の中にある「爆音至上主義への反発」が常に心にあるこの状況、必要以上の大きな音への不満を今回は爆発させたいと思ってます。
なるべくアコースティックの音はその直接音が聴こえるように。
どこまで出来るかトライですね。
以前代官山UNITで観たMelanie de Biasioのライブ。
静かに始まり音量は控えめ。
しかしプログラム自体の頂点や各演奏のダイナミクスの頂点は十分な音量でした。
だから小さな音も逆に良く聴こえるし、コンプレッション少なめの大きな音は迫力があり、その音量の大小でさえプログラムの一部かと感じたくらいでした。
う〜ん、音だけに言葉での説明が難しいですね。
これは製作との直結するので、またことあるごとに説明したいですね。
とにかく彼女のバンドが異彩を放ち、大げさではないですが、Loftと同じく自分にそれでいいんだと納得させられる素晴らしいライブでした。
その感動が忘れられないのもあるし、今回のある意味普通ではない状況でもあるので、チャレンジするべきかと思ってます。
そしてそしてこのある意味無謀とも言うべきリクエストに答えてもらうべき人選もしてます。
まずは音響セッティングはMMU三浦さん。
Sunset The Marinaにお越しいただいた人は体感していると思います。
三浦さんのセッティングは非常に緻密。
温度や湿度に左右されやすい音を状況に合わせて細かく変化させる。
音が玉になりやすかったり、耳にささりやすかったりする場合が多いですが、まるでヘッドフォンで聴いているかのような錯覚に陥るくらい広い空間作りと細部が見える音にしてくれます。
人によっては大きな玉になった低音と刺さるような高域を良い音としている人、感じている人も多いと思います。
きちんとセッティングすればもっと心に響く音というか、音楽がより良く聴こえる音になるのです。
それを自分でも体感出来ているのがMMU三浦さんの音作りです。
今回のこの教会の響きという過酷な状況をどう利用して音作りしてもらえるか楽しみです。
更に贅沢なのは、ミックスをウッチーこと内田直之氏にお願いしました。
普段はDUBのイメージ強いですが、ウッチーはアコースティックの基礎もしっかりしています。
そこがただ飛ばすだけのエンジニアとは違う部分です。
基礎の上に立つ暴れん坊?ちょっと言い過ぎか?
教会の部分でも書きましたが、小さな宇宙空間を演奏以外の音の部分で演出してもらいたいです。
リハではかなりつかみ始めていましたね。
ウッチーの新しい一面が聴けるかもしれませんね。
ウッチーファンも多いので、期待してください!
それに今回はアナトミカの衣装提供があるのですが、それは次に書かせてもらいます。
あと1週間近くになりました。
品川駅からやく10分で品川教会のエントランスへ。
そのエントランスを外から観た時点であなたの旅は始まっています。
このブログを読んでくれた人は、ああ確かにと感じたり、それ以上の何かを感じることだと思います。
これぞ教会というべき長椅子も魅力的。
我々古い世代にはフランダースの犬を思い出させます。
木で出来たシンプルモダンな横長の椅子。
仕切りがないので、皆さんの一体感が出るかもしれません。
コンサートは約2時間。
木の椅子ではお尻が痛くなるかもしれませんので、クッションなどお持ちいただくのが賢明かもしれません。
せっかくだからあの友達や仲間を誘ってみたらどうでしょう?
今後の話の種になると思います。
まだ迷っている人は、行かずに後悔しないようにしてくださいね!
お子様にも是非こういった機会を体感してもらいたいです。
「体験」もですが『体感』。
子供がいるから行けないという人、是非是非お子様連れで。
4500円で体感できる非日常の音楽トリップ。
皆さんと一緒に体感したいです!
Calm
`