0

アルバムマスタリング終了!

昨日と今日でCALM 4thアルバムの2枚のマスタリングを終了しました。
これで音に関するほとんどの行程は終了。
後はジャケットとかリリースに関する諸々の作業を行うだけになりました。
短いようで、長いようで、短いようで、、、。
CDシングルを10月10日に、アルバムを11月ともう一枚はその後にリリース予定です。
もう少しお待ちください。DJのときタイミングが合えばプレイします。お楽しみに。
さてマスタリングという作業なんですけど、これはCDにするには必要不可欠に近い行程です。
簡単に説明すると、曲間を決めたり、各曲の音のバランスを整えたり、音の大きさとかを調整したりという作業。
簡単そうに見えて実は奥が深い。
今ずっとやってもらっているのが、M’sマスタリングの滝瀬さん。
始めは通常のスタジオ作業同様に、聴いても変化しているのかがわからない状態。
ホントに色んなマスタリングスタジオ/エンジニアで試していました。
しかし滝瀬さんに出会ってからは、音のバランス調整からコミュニケーションまで自分にピッタリ。
勿論始めのころはM’sの音響を把握するのが大変でした。
しかし最近では家に持ち帰ってからの音が想像できるようになりました。
なんで最近は凄く注文を付けるようにもなったし、信用してお任せすることも出来るようになりました。
これは結局のところ音を作った人にしかわからないことなんですけど、マスタリング一つでその曲/アルバムの印象が全然違うんです。
レコーディングやミックス作業で通常の右左のステレオサウンドにします。
それをマスタリングエンジニアは、よくアンプとかにハイとかローとか、あとはもっと細かなEQなんかが付いてますが、それの凄いやつをいじる訳です。
それだけで(正確にはもう少し機材が加わりますが)明るい感じとか、ヴォーカルがより良く聞こえるようにとか、クールな感じとか、色んな印象に変えることができるんです。
今回は今まで以上にその変化がわかったし、こうして欲しいなという音に近づいていきました。
なんでオレの好みがわかるんだ!って思ったぐらい凄かった。
さすがにもうかなりの枚数をやってもらているので、滝瀬さんも初期に比べると仕事が速いというか迷いもなくやってもらっている気がします。
今は少し良くなってはきましたが、一時期の音圧競争は凄かった。
このマスタリング作業で行うのですが、とにかく大きな音でなるようにマスタリングするんです。
確かに大きい音の方が試聴やラジオなどでかかった場合、耳を引きやすいのは確かですが、(専門的になりますが)音を大きくするためには、一定以上の飛び出した音を小さくして、小さな音を大きく聞こえるようにして、全体を大きく聴かせるのです。
そうすることで音は大きくなるんですが、結局全ての音がスピーカーに張り付いた、奥行きとかがない音楽になります。

そういった音楽は長く聴いてると耳が疲れるんです。

取っ付きやすいがすぐ飽きる寂しい音楽達です。
上手なマスタリングエンジニアになればなるほど、その辺を上手にやってくれます。
う〜ん、ちょっとわかりにくいですね。
とにかくこちらが求める音に仕上がったってことです。
早く報告をと思いながらも、ついつい音のうんちくを垂れてしまったようです。
よ〜し明日のループのオープン前後の時間はBlue Planetを全部プレイしてやる!

そうそう、ってことで明日はLoopでの第1回目のBound for Everywhereです。
皆さんのご来場お待ちしてます!
そして明後日は岡山での野外パーティーでDJです。
(BBQで盛り上がっているのは我々です)
どちらも楽しい朝が迎えられるようしっかりプレイします!


今日の1品

『Blue Planet』 DDP Master
これがCDの原盤です。
Blue Planet DDP Master
Blue Planet』 Master Copy
これがマスターからのファーストコピーCD-Rです。
これを今家で聴いてます。
Blue Planet Copy

calm

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です