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KORG本社に行ってきました!

昨日、アルバム発売日にCDショップ巡りそっちのけでKORGの本社に行ってきました。
以前から気になっていたDSDレコーダーの試聴をしてきました。
エンジニアの得ちゃんの友達が働いているということもあって、すんなりと会社の製作スタジオに。
営業、制作エンジニア、企画担当者など、丁寧かつプロフェッショナルな説明を受けながらの試聴。
色んなわがままも聞いてもらいながらゆっくりと商品を試すことができました。
KORGの皆さん、貴重な時間を割いていただいてどうもありがとうございました!
SONYのPCM-D1の高音部分の抜けの良過ぎ、ハイファイ過ぎな音に満足がいってなかった自分としては、KORGのレコーダーの素直な音に感動しました。
KORGの自信作としてのDSDレコーディングにはまだ完成されていない未知なる部分が多少あり、これからの技術に期待しながらも、あまりの良さに早速購入を決定。
(最終的なDSDレコーディングのチェックは家でやってみますが。もしかしたらもの凄いかもしれません。)
SONYのレコーダーを下取りに出したお金でもお釣りがくる値段。
予算の都合でMR1になりましたが、金の都合がついたら是非上位機種のMR1000も手を出してみたいと思いました。
(MR1000の方がハイエンドのDSDレコーディングができるため、よりアナログ録音の暖かみに近い音になります)
この辺りの技術はDTMソフトとの互換性の問題など、技術的な問題が多く残されているので、これからの進化に期待しています。
そうそうこれらの商品に付属しているPCM変換ソフトの評判がもの凄く良いらしいので、商品が届き次第試してみたいです。
今日は少しマニアックになってしまいましたね。
今回はマニア向けということでお許しを。

少し解説。
PCMとDSDの違い。
今やデジタル時代。そのほとんどはPCMという方式。制作現場から我々が手にするCDに至までPCMという音源方式になります。
DSDとはそのPCMに至る前の段階。
ほとんどの機種はDSDからPCMに変換しているので、その前の段階で音をとどめている状態。
アナログ時代には回路構成と共に、使う部品や置く位置など物理的な部分に音質や個性が支配されていましたが、デジタルの世界になってからはそれをわずかな回路の中で処理するようになりました。
よってノイズの減少などの利点ができましたが、音の個性はその回路の中での計算処理や変換処理などから発生するようになりました。
ということはDSDからPCMに変換する時点で元音から変化していることになります。
KORGではその変化の前の段階を聞けるようにしようというこれらの商品を開発したわけですね。
上手く説明できてないかもしれませんので、詳しくは
http://www.korg.co.jp/Product/DRS/MR_Style/index.html
を読んでみてください。

KORG本社内のリファレンススタジオの様子
korg1我が家と同じB&Wノーチラスの一番上位機種がリファレンススピーカーとして使われていたので、とてもわかりやすかったです。
ちなみにコントロール&パワーアンプは現行のマーク・レビンソン。

KORG MR-1
mr1
KORG MR-1000
mr1000
KORG KAOSSILATOR
kaossilator現在KORGの一押し商品ということでお借りしてきました。
簡単に言うと、とても小さなシンセ。
色んな音源が入っていてそれをパッドを押しながら演奏するという驚くべき商品。
キーボードの鍵盤がパッドになっていると思ってください。
押す位置によって音程や音色が変わったり、ループを組めたり、とにかく使い方は無限大。
ライブ演奏からDJユーズまで幅広く対応できます。
今回のライブツアーで使いたいと思ってます。
興味を持った人はKORGのサイトかYouTubeでKAOSSILATORで検索すると使っている様子をみることができます。

calm

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