10月に入ってやっとスケジュールも落ち着き始めてます。
来週の金土を終えれば少し時間が取れるようになります。
さてさて先日金曜日夜は八王子シェルターに行ってきました。
ミックスCDの発売記念で、発売元のダビー君がレギュラーでやっているパーティーにお邪魔しました。
ダビー君に前々から音が良いという噂を聞いていて、もの凄く良いタイミングでの八王子上陸でした。
お店はもう19年もやっているそうで、ウェブを見ても音に対する真剣な姿勢が感じられていました。
到着するなり入り口でオーナーのヨシオさんにお出迎えうけました。
早速チェックすると、「お〜オーディオ的」とポテンシャルの高さにビックリ。
いつからオーディオ的な音とクラブ的な音が分かれてしまったのでしょうか?
クラブでオーディオ的な音をガッツリと出せば、感動が何倍も違うんではないでしょうか。
さて着くなりヨシオさんとエンジニアのミゾグチさんと早速良い音を出すにはという話に花が咲く。
電気ノイズに対する対策とか機材のこととかとても勉強になりました。
そして何より良い音楽を良い音で楽しんでもらいたいという姿勢、そして現状に妥協しないまじめな姿勢に感動すら覚えました。
普通は初期投資で終わって、その時点で満足してしまう、もしくは機材のせいにしてすぐに別の機材を買って、その機材を持っていることで満足してしまう、自分の耳で確かめず、業者に言われた通りかもしくは何も実験しないクラブ、箱、会場が多い中、19年もかけて少しずつ改良を重ねていっているその姿勢と根気、音楽への愛情には頭が上がりません。
札幌のプレシャスホールのサトルさんと共にビッグリスペクトを送るべき人だと思います。
八王子というウエスト東京に位置するため、中心地に比べると集客はどうしても地元中心になってしまうので、金銭的な部分では大変だろうけれども、そこはDIYを中心とした頭と労力を使って解消しているところもまた素晴らしい。
手作りの機材や内装など、とても愛がある箱でした。
勿論機材などは突き詰めれば突き詰めるほど迷路のようになってきますが、まず良くしようという意識というのが必要だと思います。
それを持っていない箱がほとんどなので、シェルターはとても貴重な箱だと思います。
もしこの文章を読んでいる箱の経営者やスタッフ、集客や面白いパーティーを考えるのと同じようにもう一度音について考えてみてください。
シェルターではまた近々やれるといいですね。
次回は是非うちのミキサーと、カートリッジもMCでやってどういう音になるか試してみたいですね。
余談ですが、シェルターではヨシオさん達によるECMナイトなる魅力的なパーティーも開催されてるみたいです。気になった人たちは是非足を運んでみてください。
さて土曜日は久々オーガニックグルーヴのタイチ君から話がきた、ディープでスペーシーでオーガニックでという、とてつもないコンセプトのイベントに参戦!
前日にメインをはる予定だったロン・トレントが意味不明の都合で来日キャンセルになってしまい、当初90分の予定だったDJ時間が結局2時間30分プレイしました。
心配された集客も問題なく、しかも来てくれた人たちのヴァイブがとても良く、ここ最近では最高のプレイとレスポンスを受けました。
しかし前日のオーディオ的な音に慣れてしまっていたので、久々大箱の音と音量にビックリしました。
急遽ロングセットのなったOliveもピースで愛ある、しかもグルーヴィーな音を出してました。
結果的にはロンがいなくて良かったかもね!?
さて来週は金曜B4Eと土曜久々ラウンジセットのまたまた2夜連続プレイです。
愛あるクラウドの来場お待ちしてます。頑張りますよ。